Goriのエッセイ -2ページ目

Goriのエッセイ

          

2016年3月28日


先場所から今場所にかけての大相撲をみて、非常に気分が悪い。


 先場所琴奨菊が優勝した時マスコミは今にも日本人横綱が誕生するかのような騒ぎかたをした。

しかしカド番を繰り返す大関が簡単に横綱になれるわけはない、そう思った人は多かっただろう。


 結果をみてから言うなと非難されるかもしれないが、今場所彼はいつもの成績を残したにすぎない。


マスコミに乗った琴奨菊も悪いが、一番悪いのはマスコミで彼はマスコミの被害者だ。相撲報道に携わっている記者らは素人なのだろうか。


 優勝をかけた白鵬・日馬富士戦。


白鵬が日馬富士の突進をかわして勝ったということで、場内にブーイングが起こった。たしかに正面からぶつかり合う気持ちのいい勝負ではなかった。白鵬自体も“あんな勝ち方をして申し訳ない”と言っている。


 しかし日馬富士の戦法もまずい。

私は前に“日馬富士はスピードがありすぎて、ハンドルに遊びがない車のようだ”と書いたことがあるが、あれではスピードがあってブレーキが利かない車だ。白鵬は日馬富士の立ち合いを見て瞬間的に反応したのだろう。最初から意図していたとは思われない。


かわされてもふみとどまる柔軟性がなければだめだ。彼にはこういう負け方が多い気がする。


栃錦(横綱・1960年引退)なら土俵際で立ち直るのではないか。


まあ、“私は白鵬はすきではないのだが”といういつもの文句は言うが、今回の日馬富士戦についてそれほどブーブーいうことはないような気がする。