天使：「京都・高速馬場の天皇賞。実績では断然のゴールドシップとキズナやけど、脚質的にどうか？ 散々言われてるな」
悪魔：「キズナはキズナらしい競馬で・・・て武さんが言うてるから後ろからやろうし、ときたま前に行くゴールドシップも押して押して上がって行くタイプやから内の１番枠はじっとしてるしかないかも。どっかで早めに上がるとこ狙てるかもしれんけど・・・・・・」
僕：「キズナ、ゴールドシップに先行策はまずないだろうけど、高速馬場を考えて、いつもより前めが取れたら・・・とは考えているだろうね。ただ、高速馬場を利用しようと強く考えているのは２頭以外の馬。とくに先行馬はビートブラックの天皇賞を頭に浮かべてるだろうからね。差し馬も２頭より後ろで、なんて考えているのはホッコーブレイヴぐらいのもの。結局、２頭は後方から行くだろうね」
天使：「それやったら、２頭とも届かず・・・・・・いうのは十分あるな」
僕：「ありありだね。いまの京都の芝レースを見てると、タイムはべらぼうに速くはないんだけど、上がりタイムが速いんだよね。どんな条件のレースでも３ハロン３３秒台で上がってくる馬が普通に多い。前も中も後ろも上がりタイムがいいということは、当然、直線でそんなに差は詰められないということ。ある程度の位置にいなきゃ、最高の末脚を発揮したって届かないということ。ただ、単純に前残りのレースでもないんだよね。ここはスズカデヴィアスとネオブラックダイヤが逃げ宣言しているし、好位・先行から早めにスパートして、ひとあわ吹かせようというのがカレンミロティック、タマモベストプレイ、スローにはならないと思うよ。瞬発力勝負のキズナ、捲り勝負のゴールドシップにはスローの方が実はいいんだ。一団、団子状態の方が先頭との差は少ないし、差しやすいし、捲りやすい」
天使：「縦長の展開の方が辛いっちゅうことやな」
悪魔：「上がりが速い高速馬場、２頭より前に抜け出した馬をとらえられへん・・・・・・いうことやね。問題はそれがどの馬か？ほんで、一体、前には何頭ほどいてるんか？ やね」
僕：「そう。相手次第じゃ２頭とも３着圏内にも入らない、ということになる。誰も指摘しないけど、前走でもっと大きな問題が見えたような気がするんだ。ゴールドシップは２連覇して最も得意とする阪神大賞典を勝ったとはいえ、後ろを走っていた牝馬のデニムアンドルビーに迫られた。最後は３０００ｍという距離のお蔭で突き放せたけど、圧倒的強さを見せた連覇の時とは大違い。キズナは大阪杯で楽勝の相手に、同じ位置取りの牝馬ラキシスに２馬身もちぎられた完敗。デニムアンドルビーもラキシスも牡馬と堂々と戦える強い牝馬・・・・・・とはいっても思わぬ苦戦。不甲斐ない戦績が多くなったゴールドシップ。２歳から一戦級で走り続けた分、早くに衰えが迫ってきたのかも。キズナは９カ月の休み明けで初戦の走りは、負けて強し。２戦目の大阪杯はまだ中身ができてなかった。みんな、そう判断しているけど、それでいいんかな？ 現実だけをとらえれば、重賞で格下と思える相手に３着、２着。それがキズナの現在の実力だとしたら・・・・・・、得意としない距離３２００ｍ、高速馬場に適さない脚質、問題山積、危険な人気馬というしかないね。まだ、強さは見せつけなかったけど勝ったゴールドシップの方が衰えはあってもそこそこには、と思えてしまう」
悪魔：「２頭とも脚質以前の根本的な問題やね。ほんで、２頭に勝てる馬は？」
僕：「何しろ、Ｇ１馬はキズナ、ゴールドシップの２頭だけだからね。まだ世代の強さはハッキリしないから確信は持てないけど、日経新春杯、日経賞を連勝の４歳アドマイヤデウス。とくに日経賞の勝ちっぷりは良かった。脚質的にも好位馬のすぐ後ろで勝負できる。天皇賞春を連覇したフェノーメノの位置で走れる馬がこれ。アドマイヤデウスが浮上するなら同じ４歳のサウンズオブアースも侮れない。高速馬場の菊花賞で２着、３分１秒１のタイムは速い。福永が乗っていままでにない好位づけで日経賞２着したウインバリアシオン。高速馬場に向けて福永がシフトチェンジしたのかも。ただ、度重なる屈腱炎からの復活。２回目の屈腱炎からは半年で復帰と早すぎる気がするだけにね。いつも脚元に爆弾をかかえた戦い。心情的には勝たせてあげたい馬なんだけど、調教でしっかり追えているか？ 心配。長距離・ダイヤモンドＳ連覇のフェイムゲームが人気の盲点になっていると思うんだ。去年の天皇賞春は出遅れて０．４秒差の６着。５歳、充実期に入って今年は勝ちも狙えると思うんだよね。差し馬だけど馬群の中団からもレースできる馬。ただ、いま上げた馬４頭が外から順番という枠順。３２００ｍと距離があるとはいえ、外枠で外々を回り続けたら距離ロスが大きいからね。この４頭はその点が心配。逆に内枠に入った中で狙えるのはカレンミロティックとラストインパクト。カレンミロティックは宝塚記念を先行して２着。高速馬場を武器にしたら、早め抜け出しそのままが、ある。ラストインパクトは昨年末に金鯱賞を勝って重賞連覇。有馬記念は７着だったけど、本格化の兆しを見せて今年２走目。爆発の気配はある」
悪魔：「あれれ、６頭出そろうたんちゃう？」
天使：「ほんまや。ということは自然とキズナ、ゴールドシップは切り、いうことやな。大胆やな。ま、ええわ。買い目いこか」
僕：馬単ボックス、②④⑭⑮⑯⑰、３０点×１００円。３連複ボックス、②④⑭⑮⑯⑰、２０点×１００円。３連単、フェイムゲーム・アドマイヤデウス２頭軸マルチ、⑭⑰－②④⑮⑯、２４点×１００円。以上」
天使：「おお、３連単、来たら大きいで。来たら・・・・・・やけどな。（笑） ほな、結果はいかに、ではでは」
悪魔：「キズナはキズナらしい競馬で・・・て武さんが言うてるから後ろからやろうし、ときたま前に行くゴールドシップも押して押して上がって行くタイプやから内の１番枠はじっとしてるしかないかも。どっかで早めに上がるとこ狙てるかもしれんけど・・・・・・」
僕：「キズナ、ゴールドシップに先行策はまずないだろうけど、高速馬場を考えて、いつもより前めが取れたら・・・とは考えているだろうね。ただ、高速馬場を利用しようと強く考えているのは２頭以外の馬。とくに先行馬はビートブラックの天皇賞を頭に浮かべてるだろうからね。差し馬も２頭より後ろで、なんて考えているのはホッコーブレイヴぐらいのもの。結局、２頭は後方から行くだろうね」
天使：「それやったら、２頭とも届かず・・・・・・いうのは十分あるな」
僕：「ありありだね。いまの京都の芝レースを見てると、タイムはべらぼうに速くはないんだけど、上がりタイムが速いんだよね。どんな条件のレースでも３ハロン３３秒台で上がってくる馬が普通に多い。前も中も後ろも上がりタイムがいいということは、当然、直線でそんなに差は詰められないということ。ある程度の位置にいなきゃ、最高の末脚を発揮したって届かないということ。ただ、単純に前残りのレースでもないんだよね。ここはスズカデヴィアスとネオブラックダイヤが逃げ宣言しているし、好位・先行から早めにスパートして、ひとあわ吹かせようというのがカレンミロティック、タマモベストプレイ、スローにはならないと思うよ。瞬発力勝負のキズナ、捲り勝負のゴールドシップにはスローの方が実はいいんだ。一団、団子状態の方が先頭との差は少ないし、差しやすいし、捲りやすい」
天使：「縦長の展開の方が辛いっちゅうことやな」
悪魔：「上がりが速い高速馬場、２頭より前に抜け出した馬をとらえられへん・・・・・・いうことやね。問題はそれがどの馬か？ほんで、一体、前には何頭ほどいてるんか？ やね」
僕：「そう。相手次第じゃ２頭とも３着圏内にも入らない、ということになる。誰も指摘しないけど、前走でもっと大きな問題が見えたような気がするんだ。ゴールドシップは２連覇して最も得意とする阪神大賞典を勝ったとはいえ、後ろを走っていた牝馬のデニムアンドルビーに迫られた。最後は３０００ｍという距離のお蔭で突き放せたけど、圧倒的強さを見せた連覇の時とは大違い。キズナは大阪杯で楽勝の相手に、同じ位置取りの牝馬ラキシスに２馬身もちぎられた完敗。デニムアンドルビーもラキシスも牡馬と堂々と戦える強い牝馬・・・・・・とはいっても思わぬ苦戦。不甲斐ない戦績が多くなったゴールドシップ。２歳から一戦級で走り続けた分、早くに衰えが迫ってきたのかも。キズナは９カ月の休み明けで初戦の走りは、負けて強し。２戦目の大阪杯はまだ中身ができてなかった。みんな、そう判断しているけど、それでいいんかな？ 現実だけをとらえれば、重賞で格下と思える相手に３着、２着。それがキズナの現在の実力だとしたら・・・・・・、得意としない距離３２００ｍ、高速馬場に適さない脚質、問題山積、危険な人気馬というしかないね。まだ、強さは見せつけなかったけど勝ったゴールドシップの方が衰えはあってもそこそこには、と思えてしまう」
悪魔：「２頭とも脚質以前の根本的な問題やね。ほんで、２頭に勝てる馬は？」
僕：「何しろ、Ｇ１馬はキズナ、ゴールドシップの２頭だけだからね。まだ世代の強さはハッキリしないから確信は持てないけど、日経新春杯、日経賞を連勝の４歳アドマイヤデウス。とくに日経賞の勝ちっぷりは良かった。脚質的にも好位馬のすぐ後ろで勝負できる。天皇賞春を連覇したフェノーメノの位置で走れる馬がこれ。アドマイヤデウスが浮上するなら同じ４歳のサウンズオブアースも侮れない。高速馬場の菊花賞で２着、３分１秒１のタイムは速い。福永が乗っていままでにない好位づけで日経賞２着したウインバリアシオン。高速馬場に向けて福永がシフトチェンジしたのかも。ただ、度重なる屈腱炎からの復活。２回目の屈腱炎からは半年で復帰と早すぎる気がするだけにね。いつも脚元に爆弾をかかえた戦い。心情的には勝たせてあげたい馬なんだけど、調教でしっかり追えているか？ 心配。長距離・ダイヤモンドＳ連覇のフェイムゲームが人気の盲点になっていると思うんだ。去年の天皇賞春は出遅れて０．４秒差の６着。５歳、充実期に入って今年は勝ちも狙えると思うんだよね。差し馬だけど馬群の中団からもレースできる馬。ただ、いま上げた馬４頭が外から順番という枠順。３２００ｍと距離があるとはいえ、外枠で外々を回り続けたら距離ロスが大きいからね。この４頭はその点が心配。逆に内枠に入った中で狙えるのはカレンミロティックとラストインパクト。カレンミロティックは宝塚記念を先行して２着。高速馬場を武器にしたら、早め抜け出しそのままが、ある。ラストインパクトは昨年末に金鯱賞を勝って重賞連覇。有馬記念は７着だったけど、本格化の兆しを見せて今年２走目。爆発の気配はある」
悪魔：「あれれ、６頭出そろうたんちゃう？」
天使：「ほんまや。ということは自然とキズナ、ゴールドシップは切り、いうことやな。大胆やな。ま、ええわ。買い目いこか」
僕：馬単ボックス、②④⑭⑮⑯⑰、３０点×１００円。３連複ボックス、②④⑭⑮⑯⑰、２０点×１００円。３連単、フェイムゲーム・アドマイヤデウス２頭軸マルチ、⑭⑰－②④⑮⑯、２４点×１００円。以上」
天使：「おお、３連単、来たら大きいで。来たら・・・・・・やけどな。（笑） ほな、結果はいかに、ではでは」