月に叢雲か 朧月夜か 9月末の秋の夜空です

 

 

 

キネシ実例報告/Mさんの腰痛

 

 

ヒーリング会で私のキネシセッションを受けてくださった

Mさんのヒーリング実例報告です♪

 

 

主訴;元々腰痛持ちでギクッと・・・

ここ2ヶ月くらいだいぶ調子わるい。

 

寝具を変える、枕を変える、運動をするなど

腰痛に良さそうなことは色々試したが、

すこーしずつはよくなるけど 油断するとまた…って感じ。

何をどうしたらいいのか?

 

 

 

不具合の原因は

 

それではキネシで見ていきましょう。

 

まず基本調整からですが、この日はMさん始め皆さんなぜか

自律神経のバランスがみだれていて調整が必要でした

(季節の変わり目の安定しない陽気や

時期的なものが何か関係しているのでしょうか)。

 

基本調整がおわり、キネシをみる準備が整って、

まず最初に調整が必要と出た箇所は、サトルボディ。

誰かからのサイキックアタックを受けていると出ます。

 

これは 必ずしも相手に悪意や攻撃の意思があるとは限らず、

エネルギー間の強者と弱者の関係性などの場合もあったりします。

本人に 誰か思い当たる相手はいませんか?と訊ねると、

お身内にとてもエネルギーの強い方がいるとのこと。

まずその影響を解除しました。

 

 

 

執着の正体

 

それから、心理的な分野がヒットしたので、探って行くと

何かに執着している様子が見えました。

 

本人に心当たりがあるか聞いてみると、執着って・・・

って感じでとまどっておられましたが、

今凝っていることとか夢中になっていることはないですか?

と訊ねると、

 

今、盛んに本とネットで情報を漁っている、調べ物をしている

けっこうそれに夢中になっているかも。それで腰に来ているのかなあ

とのこと。

 

キネシで訊くと、ネットはOKですが、

本には何かひっかかるところがあります。

(いかにも姿勢が悪くなって腰痛の原因になりそうな

“ネットで夢中で情報漁りはOK”は意外な気もしますね。)

 

本については、“ついつい読み漁ってしまう”と聞いても

なぜかあまり読書の喜びは感じられず、

「本、なんか無理して読んでない?」というワードが浮上したので

その質問を投げかけてみました。すると、

 

 

 

じつは・・・今メルカリで本を売るのに凝っているそうで。

 

詳しく伺うと、

断捨離していらないものをメルカリでどんどん売って家の中を整理したい。

何か売れるものないかしら、とやっているうちに

 

今までは人気の新刊本は図書館で予約して、待って読んでいたんだけれど

新刊を買って来て、早めに読み終えてメルカリで売ってしまえば

読みたい本が待たずに読めて、すぐに出品すればメルカリで売れる♪

 

ってことに気付いて、

読みたい本を買って来てはせっせと早読みをしている。

新刊のなるべく早い内の方がよく売れるので

そのために読むのに忙しい。

 

そんな感じだとか。

 

 

 

“これってもう本来の読書の喜びではないですよね?”

 

“メルカリで出品物が売れたら

品物を梱包して出しに行くのが楽しくて

そっちにはまっているかも。

 

で、買ったらできるだけ急いで読んで、大事な所だけメモして

読み終わったらとっとと出品して・・・を繰り返してる。“

 

 

なんか聞いていても苦しそうな読書です。

 

 

 

(余談: 本は友達?!
 

それにもうひとつ気になるのは、本への態度。

 

本って心理学的な意味合いとして(もちろん解釈は色々あるけれど)は

友達の象徴でもあります。

 

つまりその人の本への接し方・扱い方は、

友達への接し方・扱い方の写し絵。

本をどのくらい大切にしているか≒友達をどのくらい大切にしているか

 

 

これ、自分に当てはめてみると けっこう面白いのですが、

 

例えば、

本棚がもう読まない古本でぎっしりの人、

すでに本棚から溢れて家中に山積みになっている人、

 

本は滅多に買わないけれど その代わり

一冊一冊を何度も読み返して とっても大切にしている人、

雑誌やその時の気分でよく買うけど、ため込まずに

適宜処分できる人、

 

とにかく無類の本好きで乱読する人、

高価な初版本や希少本のコレクターの人、

表紙の絵やセンスのいい装丁でなんとなく買っちゃう人、

帯の推薦文やお店の手書きのPOPやランキングを参考に選ぶ人、

 

中身が勝負で安価なボロボロの中古書を見つけてラッキーって思う人、

出来るだけ新品同様の帯付きの中古書を見つけてラッキーって思う人、

 

お気に入りの本が見つかると みんなにも勧めたり貸したりする人、

自分ひとりのお気に入りとしてひっそり大事にする人、

お気に入りの本ほどいつも手元に置いて何度も読み返してボロボロって人、

お気に入りの大切な本はカバーをかけていつもきれいに丁寧に扱う人、

 

本は紙媒体ではなくネットで読む人、絶対紙で読む派の人、

読書が苦手なので本より字の少ない漫画を読む人、

漫画すら読むのが億劫な人、

 

豪華本の方を買う人、文庫版が出るのを待ってから買う人、

読みたい箇所や必要な個所だけ読んだらすぐ飽きてしまう人、

読むよりも本棚の飾りかインテリアのように眺めて楽しんでいる人、

もういらない古雑誌ですらも 邪魔なんだけどなかなか捨てられない人・・・

 

 

色々いますよね。

 

あなたはどんなタイプでしょう?

 

 

セッション事例のMさんの場合、元々は読書好きで

本には1冊ずつもっと大切に接する人とお見受けしますが、

 

最近の本との接し方は

“メルカリで売る”が最初から目的で入っていて、

それに合わせてとにかく早く読破して、大事な部分だけメモして

急いで売っちゃう・・・って

若干合理的過ぎていたのかも知れませんね。)

 

 

 

対処

 

つまりMさんが執着しているのは、

読書や本で調べものをすることではなく

メルカリのお取引の楽しさの方であって、

 

読書の方はそのために今、義務のようというか

苦行のようになってしまっているというか

あまり楽しくないものになってしまっているようでした。

 

そこを一度はっきりさせてから、

“メルカリでどんどん売る”ことへの 執着を少し抜きました。

 

 

それから、 “メルカリで売れるようにするためには

早く読み終わらなければならない“ すなわち、

 

“○○するには□□しなければならない”という

「ねばならない」を潜在意識から外しました。

 

 

ここ最近ひどくなった腰痛は、

このよけいな「ねばならない」の縛りと、本当はもっと純粋に

本が好きだったのに、

義務のように読書する不自然さから来ていたようです。

そこで必要な調整はおわり と出ました。

 

 

Mさん、これで腰痛が軽くなっていくといいですね。

 

それと同時に、今日 メルカリで売る楽しみとの付き合い方や

読書の仕方や本の扱いについて見直してみたところで、

 

月見秋の夜長に

読書本来の楽しみや喜びも戻って来るといいですね♪

 

             イチョウハロウィン