キネシ実例報告/自分に”少々都合のいい”現実創生?!

 

 

「ランチ&ヒーリングの会」

3人目のキネシヒーリングセッションを受けて下さったのは、

娘さんといらしていたTさん。

 

 

主訴;自分が兄や息子の心配をやたらしてしまうのはなぜか

彼らの問題にしょっちゅう振り回されている自分について

巻き込まれるというより自分の方から首をつっこんでしまっているのかも

かかわってやるのをやめて放っておく方がいいかも、という気もするし

本当のところ自分はどうしたいのか どうするのがいいのか

 

 

キネシで訊いていくと・・・

実兄や長男の起こす問題については 大したことではないし、

本人達が自分で対処すればいい程度、出来る程度のことである。

彼らの問題についてキネシで何かやる必要はない。

 

つまり彼らが巻き込んで来るわけではない。本人も薄々察している通り

放っておけばいいのだが放っておけないTさん自身の問題である。

 

 

ではなぜ関わろうとしてしまうのか

彼らのことが心配になってしまって放っておけないのか

 

自分自身の問題に取り組むことを避けるために

外の問題にかかわっているのではないか とか、

誰かに”必要とされる人”になりたがっているんじゃないか とか

過去の借りを清算しているのかも とか 

その理由を探ってもいいのだけれど、

 

それよりもまず

”そもそも ほんとうに彼らの問題にかかわっていたいのか?”

を訊いてみる。

 

 

 

Tさんの顕在意識(表層意識)は彼らの問題に関わりたい → NO

潜在意識は彼らの問題に振り回されたい → YES

 

キネシで訊くとこのような結果となった。

 

表の意識はもう振り回されたくないと思っているが、

本人の奥の方にある意識は振り回されていたいと思っている。

というように、内と外では気持ちが違うようである。

 

 

そして大抵の場合、潜在意識優位に物事は運ぶので、

今のところ”振り回される方”の現実が起きている(もしくは選択している)。

そしてそれに納得していない顕在意識の方は

この件について今セッションで質問している、という状態。

 

 

周りに振り回されていたくない、と、周りに振り回されていたい、

どちらが良くてどちらが悪いということもない。願望、人それぞれだから。

 

ただ、内側の想いと外側の想いが正反対に乖離したままでは

ずっとモヤモヤや葛藤を抱え続けていることになる。

なので このセッションで、相反する内と外の気持ちを歩み寄らせるか、

どちらか一方に統一させることにした。

今回、 双方が歩み寄りそうにないので、一方に統一させることにする。

 

その場合、潜在意識と顕在意識 どちらを選んでもいいのだけれど、

これはご本人に決めてもらう。

 

”ご自身の気持ちをどちらかに統一するよう意識を書き換えるとしたら

振り回される方と振り回されない方 どちらにしますか。どっちがいいですか。”

 

 

 

Tさんの選択は、“彼らに振り回されるのはもうやめて

それよりも自分は自分のことをやる” だった。

 

それでは、振り回されていたい潜在意識の方を書き換えることにする。

 

潜在意識の想いを解除し、次にどのように書き換えるかの段になって、

どんな文章がいいか?

どんな風にしたら今のTさんの意に沿う現実を作れるか?を考える。

 

 

最初に浮かんだのは、

 

“これからは彼らは彼らのことをやるし、私は自分の問題をやって行きます”

という わりと普通な文面だった。

 

このように潜在意識を書き換えてもいいですか?と本人に確認をとろうとした時、

もっと自己中心的な感じの文面が浮かんで来た。

 

 

“これからは私は彼らの問題に振り回されないし、これからは 

時にはむしろ私の問題で周りの人達を振り回すくらいになります“

 

(若干お騒がせセレブ的だけど 活き活きしていて楽しそうかも。)

 

 

この2つから本人に好きな方を選んでもらうことにした。

 

その結果、後者のように潜在意識を書き換えたい、というので

そのように書き換えてこの件を終了した。

 

 

”いいのかしら(笑)”

 

”いいと思います(笑)”

 

 

*     *     *     *     *

 

 

この業界(に限らず?)の主流を占める考え方では、

周りの人のことを考えずに自分に都合のいいことを求めるのは

徳の低い願望であり、自分の周波数を下げる行為である、かもしれない。 

自分のことばかり考えずに 周りの皆さんの事も考えながら、

人に迷惑をかけずに、それが自分を高める道 と言われるかも知れない。

 

でも、「この世界は自分のためにある」くらいに思って(←実際そうだし)

時には“ちょっとぐらい”周りに迷惑をかけてでも 自分の望みを優先して

自分に都合のいい現実を作ってもいいんじゃないかしら。

自己中をやり馴れていない、いつも自分の事よりもまず

家族や周りの人達の事を第一に考えて行動して来た人ならば 一層。

 

そんな風に思ったセッションだった。


 

 

☆彡画像は窓辺が鉢植えだらけだった頃の一枚。

だれも周りなんか目に入ってなくて、各々勝手に

”私は女王様  私は女王だわ♡  私は女王°˖✧◝(⁰▿⁰)◜✧˖°”

って悦に入っている感じだった。