キネシ実例報告。左大腿部痛を起こしている根源は・・・
一連の騒動に一区切りついた直後、急な遠隔ヒーリングの依頼が来た。
依頼は左大腿上部痛のヒーリング。これまでもたまに痛むことはあったが、
月末急に悪化したという。
依頼してきたのは循環器系の病院に定期的に通っている女性。
そこの医院は外科と内科も診ており、院長はどちらかというと外科専門。
ならば 一度じっくり院長に脚の方も診てもらったらどうか?とお話したが、
病院では脚の方は医学的には何も問題がない、と
とくに処置もなく帰されるらしい(当人はその対応が少々不満で不信)。
それでキネシでやってほしいという。
以前、心臓の痛みについてキネシをやったところ、痛みが収まった人である。
心臓の方はその後、病院で定期的にみてもらっている。
遠隔でキネシ開始。
痛みが出ている左大腿部は、医師の見立て通り
キネシで訊いても これといった問題はないと出る。
問題箇所は別にある ― YES
主たる問題が起きているのは肉体である ― NO
ではどこか?
まず経絡でヒットする。どの経か。
心包経で問題が起きている。 どんな問題か。
などなど細々訊いて行くと、手先の経絡の流れが悪いとか
経絡上の調整箇所がいくつか出てきて、
その調整が終わると、今度は肉体的な問題箇所が出てきた。
しかしこれも脚ではなく上腕部の骨膜の調整である。
以前の相談が心臓の痛みで、今回は大腿部痛って
一見あまり関連がなさそうだが、だんだん共通項が見えてくる。
心包、骨膜、つまり膜系。
(自分は意外とこの膜系 中でも骨膜というものは、広く全身に連動していて
神経や血管にも影響を与えやすいところと睨んでいる。)
その辺の調整を進めていると、今度は右後頭部痛が出てきた。
これは別件か? ― 関連している。
これも本人がたまに頭痛・片頭痛として感じているものである。
何なのか? ― 肉体レベルではなく、“昔の恐れ”
つまり感情レベルの問題である。
なぜこれが急に出てきたか?
訊いて行くと、どうやら経絡の詰まりも 骨膜の傷も
頭痛も、皆何か過去の恐れの感情と関係があるらしい。
それをひとつずつ抜いて行ってもいいが・・・究極の原因は
どうやらひとつだし、なんせ数が多いので
まとめて処理した方がいい気もする。
ではこれらの痛みはなぜ起きているのか?
・・・・
反応なし。相当”出したくない”様子である。
キネシで片っ端から訊いて行くと、心臓の辺りに
隠された“何か”があることが分かった。
隔離されたもの
隠れているそれが何か、どんなものなのか、
キネシで色々聞いて行ってヒットする場合もあるし、
本人に何か思い当たることはないか訊ねてみて
有力な手掛かりやヒントが出て来ることもある。
が、今回のは漠としすぎて正体がつかめない。
そこで、原因や正体の追求はやめて、正体不明のまま
思い切ってそいつを胸から外して、“表に出させて”みた。
その途端、今度は心臓が痛み出す。
空っぽになって”痛い”と。
が、キネシで訊くと これはダミーの痛みである、と出る。
キネシを信頼し、
それを抜いたから痛むよ~という体の声は無視して進める。
ハートをヒーリングして、“出て来たもの”もヒーリングして、
ただしそれはハートに戻さずに こちらで適切に処理することにした。
それで頭痛と胸痛は収まったものの、
なかなか長丁場でハードな作業が続いている。
遠隔でこれを受けている相手は大丈夫かしら?と
少々心配になって来た頃、ちょうど相手から連絡が来た。
ハートの処置をしたら、脚の痛みがなくなったそうである。
依頼してきた時とは別人の 晴れやかな声で相手はお礼を言って
ここで終わり…という雰囲気になっているので、
ちょっと待った!
まだ終わってないからもう少し安静でいて下さい
と頼んで、続きを行う。
痛みが取れても、まだ色々調整する箇所は残っており、
それをちゃんと済まさないとすぐにぶり返しそうなケースなのである。
(痛みを何度かぶり返す、問題を何度かぶり返す場合でも、
ちゃんとぶり返した方がいい理由があるという場合も、
あるにはあるのだが←理不尽なようだが本人のために必要と出る。
が、今回は違う。)
環境とか若干(大分)スピ系な部分の問題とか
その他諸々の残りの箇所のヒーリングが終わって、
これでやっと遠隔セッションを終了してよいと出た。
どうやら“心臓に巣食っていた隠された過去の問題”が
今回の大腿部痛(及びその他の箇所の痛み)を引き起こしていた
親玉だったようだ。
感情なのか出来事なのか記憶なのか…とにかくこれは
物理的なものではないので レントゲンでは写らないし
場所も痛みを起こしている脚ではないところに隠れているし、
普通にはなかなか“見つけにくいもの”である。
(↑だから外科の院長にあまり文句を言わないで穏便にね~)
Aさん この度はセッションを受けて下さり 有難うございました。
☆彡画像はエアプランツ。のびのび大切に育てられた
はばたく天使のような姿、という触れ込みだったので、
ワイヤーで空中にぶら下げてみました。
(下の黒いバーは植物育成ランプ。宙づりにして風通しよく
光量の足りない夕方はランプで補い、
常に霧吹きで水分補給を忘れなければ、
細葉の軽やかなエアプランツも大きく育ち、
かなり存在感のある天使の出来上がり)