昨日の未明の月。地球照も きれいでした

 

昨日、『東京ヒーリングマーケット 新春特番』に

初参加してきました。

 

イベント自体はまあ 一都三県緊急事態宣言の

最中のこともあって、客足もまばらで

正直 そんなに盛況ではなかったなと

思いましたが。

 

個人的には 思いがけずとてもうれしいことが

いくつもありました!

 

 

 

当初のイベントエントリー理由は

“たくさんの色んな人にキネシをやってみたいから” でした。

 

その目的はほとんど果たせなかったです。

飛び込みでセッションを受けて下さったお客様は

僅かおひとりだけだったのだもの。

 

でもその方は ミニリーディングを受けてみて 、

“ずっと そういわれても本当なのかなあって

モヤモヤしていたんだけど、それだけでも

はっきりさせたかったんだけど

やっぱりそうなんだって納得出来てスッキリした。

(また 別のあることについて)自分はそうではなかったと

分かっただけでもうれしい“

と言って下さったので よかったです。

 

 

 

ほかに、当初の参加目的とはだいぶ異なるけれど

思いがけずに叶った望みがありました。

 

イベント出るからぜひ来てね、と声を掛けた相手は

結局ほとんど来られなかったのだけど、それでも

たった一人 この渦中に来てくれた人がいました。

 

私の眼を治した例のスピ系の先生です。

 

昨年から自分もキネシを使ったセッションを始めて

クライエントさん達をみているのだけれど、

まだ始めたばかりで色んな問題が浮上してきます。

 

それについて相談に行った時、

今度イベントに参加することにした と言ったら

へえ僕も行ってみようかな とは言っていたけれど。

まさか本当に来てくれるとは。

 

知り合いが誰もいない初参加のイベントだから、

見知っている人がいるだけで

だいぶ心強く思いました。

 

 

 

そして ただ来てくれただけでもうれしかったのですが、

前にこの先生に

かなりの無茶振りっぽいことを頼んだことがあって。

 

ひとつに、

誰かキネシの上手い人がやるセッションを見学したい。

先生の知り合いで見せてくれそうな人いない?

ってのと、

もうひとつはかなり図々しいお願いごとでした。

 

セッションには お客様のかなりディープで

センシティブなプライバシーにかかわる事柄が

出て来る場合がしばしばあるため、、

施術側には守秘義務があります。

 

なので、見学はむずかしいんじゃないか?

という回答と、

もうひとつに関しては、即お断りされました。

 

見学はやっぱりむずかしいかあ。

臨床の場で見て学ぶのが

いちばん手っ取り早いんだけどな…と思いつつも

半ば諦めていました。

 

 

ですが今、イベント会場で先生は

私の眼の前で、

他の出展者や来場者と和やかに談笑しながら

丁寧に相手の相談事を聴いたり

アドバイスしたりしています。

 

最初のうちはただ 初対面の人とのコミュニケーションが

苦手な私の代わりに、知り合いになるきっかけを

作ってくれているのかな、やさしいなあ

くらいに思っていましたが。

 

あれ、これってもしかして先生がカウンセリングするところを

さりげなく見学させてくれているのでは?

ってことに気付きました。

 

エネルギーに敏感な人たちの集まりだから

何か“こいつなら安心“と敏感に感じるものがあるのか、

わりとプロテクションが固かった人も

先生には心開いて 色んなことを話したり、先生からの

ちょっとした提案を熱心に聞いたりしています。

 

まだ学んでいる最中の私にとって

とても貴重なものを見せてくれたんだと思いました.

(この感謝を直接は伝えてないんだけど、

ありがとう。ちゃんと受け取っています)。

 

それから、いちばんうれしかったのは

もうひとつの図々しいお願いについても

ちゃんと考えてくれていたこと!です。

 

 

 

先生は私が他の人のセッションを受けている時も

そばについていてくれましたが、

会場を廻って気になったセッションを

自分でもいくつか受けていました。

それで、先生が被験者になっているところも

見学することができました。

 

さて スピ系の人達の集まりなので、

“エネルギーが視える人達”もその様子を見ていて、

なんだってあんなレベルの高い人が、

大したことなさそうな人のセッションを

わざわざうけているわけ?逆じゃないの?と

不思議そうに言っていました。

 

そして もっと不思議なのはきっと(彼らから見て

レベルの低い)駆け出しの私の方が出展者で、

(明らかにレベルの高い)先生の方が

私のお客として来ているという点だったでしょう。

 

(私はふだん“スイッチを切った状態”だと、

この人は高いエネルギーだとか低いレベルだとか

そういうの あんまり感知しません。

ただ、この先生すごいなあと思うのは、

相手を自分より低い奴、と思わずに

するっと逆の立場をやれるところかしら。)

 

 

 

先生はお昼も食べずにずっと会場にいてくれて

3時ごろ帰って行きました。

 

どちらかというと、多くの人達の関心は

残された私よりも先生の方にあったので、

え、あなたの先生はもう帰ってしまったの

っていろんな人に残念がられました。

 

で、それからの時間、

先生なしの私と一緒に過ごしてくれた人達が

私にとってのもうひとつのありがたい財産です。

 

 

幸い、私のブースの両隣はとてもいい方達で、

初心者なのでよろしくお願いしますと言ったら

色々親切に教えてくれました。

 

(片側の、とても美しい天然石アクセサリーを作って

またそれをとっても素敵に展示していた方は、なんと

アクセサリーの業者の人からスカウトされたそうです。

この 来場者が数えるほどしかいなかったイベントにも

プロはちゃんとチェックしに来ていたのですね。

すごいなあと思いました。この方のブースは

扱っている品物ひとつひとつも素晴らしかったけれど

時間をかけて丁寧にセッティングなさっていた展示が

会場内でいちばんロマンチックで美しかったです。)

 

 

また、ひとつの机を私と半分ずつ使っていた

もう片方の側の鍼灸師の方は

先生が帰った後もずっと話相手をしてくれて、

一緒におしゃべりしながら帰りました。

 

日暮れになると物が見えづらくなるというので

駅まで私がエスコート・・・なのだけど、

行きに思いっきり迷子になった私は

ちゃんとたどり着けるか内心ヒヤヒヤしていました。

 

このあたりも、個人的に繋がる出来事があって

面白いなと思いました。

かつて、棲み処を壊され

目つぶしにあって動けなくなった龍が、

たまたまそこを通りかかった私に乗っかって

龍神として祭ってくれる新天地まで

はるばる連れて行かせたという、妙なことがあったのだけど

 

その話をしたら、

その方はにやにやしながら、自分は親しい人たちからは

龍神さんて呼ばれているんだと言ったのです。

うん?目が見えづらい龍神さんに

たまたま隣でブースを出していた私が肩を貸して

家路への道をって・・・なんかまるで

あの時の再現のようじゃない?

 

 

他にも色んな方のお世話になりました。

この場を借りて感謝いたします。

 

 

それから、近くのブースに似顔絵で出店している

アーティストの方がいて、面白そうなので

記念に似顔絵を描いてもらったのだけど、

 

この人も人気者で会場のムードメーカーっぽく

あちこちから引きがあって飛び回っていたけれど

時々様子を見に来てくれました。

 

 

 

で、一夜明けて

名刺を見直していたら、気付いたことが・・・

 

その人 20年前の知り合いでした!!

 

知り合いと言ってもパーティーなどで

数回言葉をかわした程度だったし、

雰囲気がめちゃめちゃ華やかに変わっていたので

全く気付かなかったのですが。

 

まさかあの頃の知り合いに

こんな所で再会できるとは

思ってもみなかったです。

 

 

 

という、

少々来場者の入りはさびしかったけれど、

自分にとっては色々嬉しいことがあって

さらにおまけ付きの

素敵なイベントになりました。

 

 

お会いした方々 来てくださった方々

皆さまありがとうございました。

 

そして来られなくなったけれど気に掛けて

連絡くださった方も

みんなありがとうございました。