フアパコー村はパクセー空港からメコン河にかかる友好橋を渡り、
車で約30分のところにあります。
パクセーから世界遺産ワットプーに向かう幹線道路沿いです。
道路は最近舗装され、アクセスがしやすくなりました。
この道路が開通するまでは非常にアクセスが悪く
パクセーまでメコン河を小船で行き来していました。
先生の数は5名(うち1名のみボランティア先生で、
村人たちが野菜や米をお給料代わりに支援しています)、
ブンポーン校長先生は村出身で、32年間ここで先生をしています。
現在の校舎は上記写真のとおり、壁のない小屋です。
学校敷地内のやしの木は児童が世話をしており、
実を村人に売って学校活動費に充てています。
村人たちは低地ラオ族で、主にいんげんやとうもろこしなどの
野菜を栽培したり、水田や川で漁をして生計を立てています。
チャンパサック県は比較的行政がしっかりしており、
教育の質は非常に高いといえます。
校舎の修理や管理は村人たちが献身的に協力しています。
2012年秋の着工を目指し、活動を始めました。
一日でも早く子供たちが安心して勉強できる日が
来るといいですね。
ご支援を引き受けて下さった学生団体AWSさんに
心より御礼申し上げます。
ISSCもできる限りの支援をしていきたいと思います。
↑ヤシの実とりの名人 チャンティーくん。