復活!拝啓。お袋さんへ
拝啓。お袋さん。
お久しぶりです。お元気ですか?
最近、あちこちで雷雨などの被害が出ていますが、そちらは
いかがですか?
昨日は東京も、夜いきなり雷雨となりました。
小さい頃から、雷が鳴る度、お袋さんは家のカーテンを全開にして
雷が光ると「きれいじゃね~!」と嬉しそうに笑ってましたね。
そのおかげでしょうか。
貴女の娘も雷が光るのが大好きになり昨日はテラスのカーテンを
あけて雷をずっと見ていました。
お袋さん。
お袋さんが東京に来ていた時、我が家の物置き場で何か持って
帰れるものを物色していたとき、物置き場からお袋さんが出てきて
あんた~!
これが、おったわい。
ちょっと見とうみや!
と、素手で黒い物体をつかんでいました。
???
いったい何だろう?と、お袋さんの手でつかんであるものを見たら・・
素手でゴキブリをつかんでました。
ギャー!ギャー!
やめてー!
と叫ぶ私にお袋さんは、
死んどるわい!
バカじゃろか!
あんたは、いちいち騒がれんや!
こんなもん、生きとっても噛まんのやけん何が恐いんぞね!
と、言いながら私の方へ持ってきましたね。
死骸でも恐いことを知っててわざと恐がらせましたね。
今でも、怨んでます。
しかし、なんで素手でつかむんですかー!
こうなったら私の頭はゴキブリがインプットされます。
どこかで見かけたらどうしよう・・
あの時バルサンをたいたゴキブリの死骸と遭遇したらどうしよう・・
と、そんなことばかり考え恐怖と戦って必死になります。
お袋さんがリビングでうろうろ歩いてるとき、お袋さんの足元に
黒い物体が!
ウワァー!
ギャァー!
と大きな声で絶叫してしまいました。
リビングのソファに座っていた姪っ子も私の声にびっくりして
なんなん?
どしたん?
びっくりしたやん!
と、聞くので
ばぁちゃんの足にゴキブリがいるのー!
見てー!
と、言ったら姪っ子がお腹を抱えて大笑いしました。
???
姪っ子も私に負けないぐらいゴキブリや虫が嫌いなはずなのに・・
そしたら姪っ子が
あれ、ばぁちゃんの爪よ~!
と、涙を流しながら笑っていました。
お袋さんの爪が黒い?
姪っ子が
ばぁちゃんの足の親指ね!
爪の水虫で、私の黒いマニキュア塗っとんよ~
とゲラゲラ笑いながら教えてくれました。
お袋さんも、
あんたはほんとにバカじゃろか!
お母さんの爪じゃろがね!
なんで間違うんぞね!
ほんと、いちいち騒がれんや!
あんたの声のほうが恐かろがね!
と言いながら怒られました。
しかし、お袋さん。
爪の水虫になったからと言って、何故黒いマニキュアなんですか?
他にも、もっと色があると思うし、なんで親指一本だけしか塗らないんですか?
全部、塗ってください。
そして爪の水虫は病院に行ったらすぐ治るってコマーシャルで言ってます。
病院に早く行ってください。
姪っ子から、お袋さんの黒い爪の写真を送ってもらいました。
見るにたえない画像ですが証拠写真を見て下さい。
お袋さん。
絶対おかしいですから!
黒でもいいです。全ての爪を塗って下さい。
またお便りします。
夏バテしないように気をつけて下さい。



