ぼ く は そ う す る

きみをぼくがいつから愛しはじめたか
知る人はいない
いまでもぼくがきみを愛していることを
きみは知っている
一生かけてさびしく待ってもいい
そうしてほしいなら
ぼくはそうする

これまでにもきみを見かけていたのかもしれない
きみの名前がよくわからなかった
そんなことはどうでもよかった
とにかくきみを思うぼくの心にかわりはない

いつまでも いつまでも
きみを愛する
心からきみを愛する
ぼくたちがいっしょのときにはいつでも
そしてはなれているときでも
きみを愛する

ついにぼくがきみをみつけたときには
きみの歌があたりを満たすにちがいない
大きな声でうたってくれないか
ぼくに聞こえるように

きみのそばにいやすくしてくれたまえ
きみのやることすべてが
さらにきみをいとしくさせてくれる

待ってもいい
ぼくは待つ


【片岡義男 訳  ビートルズ詩集 より】