昨日 東京グローブ座 にて、朗読劇 『100歳の少年と12通の手紙』 を鑑賞しました



12通の手紙 と謳っているように、上演期間は12日、12組の日替わりキャストという、贅沢で魅力満載な朗読劇です

 
 

☆あらすじ☆ (公式パンフレットより引用)

自分の余命があとわずか12日だと
知ってしまった10歳の少年オスカー。

そんなオスカーが唯一心を開いているのは、
病院ボランティアの 「ローズ」 さんだけだった。

ローズさんはオスカーに
「1日を10年と考えて生きる」
「神様に1日1通の手紙を書く」
ことを教える。

そこから、残り少ない日々を精一杯生きる、
オスカーの新しい人生が始まった。

オスカー、そしてローズさんが感じた
わずか12日間で見つけた人生の意味とはー。


昨日のキャストは、 安倍なつみ さんと 木村多江 さんでした
【以下敬称略】
他に、ダンス:中島周 ヴォーカル:大嶋吾郎/久保田陽子 ピアノ:小林隆一
が出演します。


舞台中央に1台の白いベッド。その脇には質素な収納棚と丸い椅子。 
冒頭は幻想的且つ力強い中島周のダンスパフォーマンスで始まります。
その後、少年オスカーが登場し、ベッドの上での朗読が始まる。
最初は軽快なテンポで、ローズとの会話の中でもコミカルな台詞も登場するが、少年の心の内(恐怖や苛立ち…)に答えるべく、ローズが1日を10年と考え、1日1通の手紙を神様あてに書く事を提案する。

ここからオスカーの10年分の価値がある1日1日が始まるのだが、安倍なつみがより少年に近づくために普段よりもトーンを落とした台詞が続くのです。しかもこの劇の半分以上はオスカーの台詞で埋め尽くされているので、その集中力に感服いたしましたパチパチ

またオスカーに絡むダンスの中島周が、少年の心情を動で表現する化身、そして手紙を神様に届ける配達人、いえいえ神(キリスト)そのものに見えてきました・・・十字架

その上、オスカーを見守るローズ役の木村多江の優しい声音には、舞台全体がふんわりと温もりに包まれました

忘れてならないのが、淡々と奏でるピアノにヴォーカルの二人です。ヴォーカルは、コーラスやスキャットなどの劇判とともに、時には効果音も担当するといった素晴らしいパフォーマンスを披露してくれましたパチパチ

さて物語の後半、10日目にオスカーが、まもなくやってくる自分の「死」と直面する心情を演ずる場面では、まさにオスカーの魂が安倍なつみに乗り移っていました。心の底から涙があふれ、泣きじゃくっていたと思われます。

残された人生、如何にして生きるか
決して長さじゃなく、自分自身が納得のできる人生を歩んでいけるか?という事を、改めて考えさせられました。

物語の後半、オスカーの言葉で  「人生は借り物・・・」 という台詞があります。
人生を借り物と考えれば、残された人生、そこには自ずと責任感が生じ、それを全うする力が働くと・・・


パンフレットの中に、「困難な状況の時、それを幸せな時間として過ごすには、どうしたらいいと思いますか?」という問いかけが載っており、全24名のキャストがこの問いに答えています。

その中から安倍なつみと木村多江の答えを紹介します。。。

 
                                       (公式パンフレットより)


                                       (公式パンフレットより)


幕が下り、劇場を去るとき、何故かこのメロディーが頭の中を駆け巡っていました・・・

モーニング娘。 ♪ Never Forget