平成の侍 町井勲オフィシャルブログ『居愛道』Powered by Ameba -620ページ目

昨夜の本部道場定例稽古

この日の稽古課題は組居合。

業ができるできないにかかわらず、まずは形の流れを覚えることを第一に稽古を行う。

門弟の中で他流派に属していた者がいるのですが、そこで身につけた余計な動きを修正するのが大変。

稽古の意味を理解してもらえたようで、後半はかなり良い動きになりましたが、課題はまだまだたくさんあります。


定例稽古終了後、久し振りに畳表を斬る。

たくさんたまった畳表の処分が目的なので、いつものように輪ゴム四点留めにせず、三点留めで仮標(巻いた畳表)を手際良く作り、次々と斬っていく。



両手で握り、基本刀法の刃筋確認をしたかったのですが、仕事もたまっているので、仮標斬りに時間をかけることはできません。

左手にはゴム手袋を装着したまま、片手での仮標斬りにならざるをえない。

僕は周知の通り、極端な幅広の試斬専用刀を好みません。道具頼りの試斬は遊びやスポーツだと考えています。
そんな僕の愛刀“将平”は、すらりとした細身とは言え、鞘を払った重量は1キロ弱。

これを筋力頼りに力技で斬っていけば、当然ながら刀も痛み、筋肉痛を起こして途中でバテるか、握力が弱まり、刀が手から抜け飛んでしまいます。

武術としての斬りを求めるのですから、疲れない斬り方、刀を傷めない斬り方ができなければいけません。

今回御紹介する動画の中で、特に注目頂きたいのは、ゼロ距離からの圧斬(へしきり)です。

仮標にぴたりと刃を当てた状態、つまり、振りかぶったり、刀に加速を加える距離が無い状態から、一気に剣先に重さを加えて斬る。空手で言うところの寸勁(発勁)のようなものです。

他には抜付水平の体勢に構え、切先が後方ではなく、真左に向いた状態からの片手水平斬りにもご注目いただければと思います。これも切先と仮標との距離が近い分、加速を加えにくいため、確かな刃筋と小さな動きを大きな力へと変える技術が必要となります。

物切りにやっけになっている道場の方々とは根本的に使い方が異なることにお気づき頂ければ嬉しく思います。








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