平成の侍 町井勲オフィシャルブログ『居愛道』Powered by Ameba -519ページ目

真柄の大太刀

真柄直隆

姉川の戦いに於いて大太刀を振るって奮戦したと伝えられる武将。


真柄直隆の図

熱田神宮には真柄直隆の中青江の大太刀が奉納されており、一般公開されています。


が…


合戦図屏風や絵画を鵜呑みにしてはいけません。


重い大太刀をこの絵のように振りまわせるわけがないのです。


会った事は当然ながらありませんが、真柄直隆の大太刀捌きについては想像できるレベルに至った僕。

けしてこの上掲載の絵のような使い方はしていないと断言します。

大太刀は振りかぶって使う物ではありません。これも断言します。

大太刀の使い方と言うのは、大身槍とほぼ同等と言えるでしょう。


江戸の時代に移っても、大身槍は造られても、大太刀がさほど造られていないのは、大太刀のようにコストがかかるものよりも、大身槍の方がコスト面でも実用面でも優れていたからだと言えます。

今僕に大太刀を使わせれば、上掲載の画像のような使い方ではなく、槍と同じような構えをとります。

切り込んでくる敵の太刀や槍、薙刀を、直線ラインでいなし、両断するのではなく、動脈のみを斬る使い方をします。


絵画の世界は、1を10で表現する世界です。

実際に大太刀を使用すれば、絵のように太刀にねっとりと相手の血がつくことはありません。


絵師は過大表現することを忘れてはいけないのです。


重さ4キロもしくは6キロを超える大太刀を、振りかぶり、斬ることなどは実戦ではできないのです。

ですから、真柄直隆という武将は、物理に優れた数学者と言って過言ではないでしょう。

ほんの一ミリでよいのです。敵の太刀をいなすという行為は…


実戦においてはいかに小さく、大きな力を発揮するかが味噌。


大きな動きは所詮テレフォンパンチに他なりません。



いつか、夢適うなら、将平の世界最長の実用大太刀にて、その使い方を証明したい。

将平の世界最長の大太刀を後世に残したい。








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