平成の侍 町井勲オフィシャルブログ『居愛道』Powered by Ameba -332ページ目

刀 無銘(二十三代兼房)

無銘(二十三代兼房)

http://nihontou.jp/choice03/toukenkobugu/katana/501/00.html

 

本名、加藤鉀一。明治13年生まれ、岐阜県関市栄町住、加藤善之助寿命の門人で国工院名誉会員権大宗匠、入選、優秀賞を多数獲得し、岐阜県重要部系文化財指定を受けた昭和の名工です。
この刀は戦中、将校用の軍刀刀身として鍛えられたもので、銃砲刀剣登録時、軍刀刀身では登録が許可されないのではと危惧され、惜しいことに銘を消されてしまったようで、指表中心を仔細に見ると、長銘に切られた鏨跡が確認できます。
匂口は明るく冴え、この頃の兼房の作によく見られる、互ノ目乱れに米粒乃至珈琲豆の如き硬く締まった焼刃を交えた典型作です。

裸身重量607グラム。