平成の侍 町井勲オフィシャルブログ『居愛道』Powered by Ameba -330ページ目

刀 大宮住井原源輝日天精造 昭和六十丙寅二月吉祥日 青江写し

大宮住井原源輝日天精造 昭和六十丙寅二月吉祥日

青江写しの豪壮なる一刀

http://nihontou.jp/choice03/toukenkobugu/katana/502/00.html

 

本名、井原福太郎。大正三年(1914)2月20日生。昭和11年(1936)栗原彦三郎昭秀に師事し、日本刀鍛錬伝習所に入所して鍛刀を学びました。同15年(1940)埼玉県鍛錬刀剣会を結成し、同17年(1942)には香港・ヴィクトリアピーク神社御造営計画のため栗原彦三郎先生に随って外遊しています。
初銘は『輝吉』、後に『輝日天』に改銘し源姓を冠し『鉄斎』と号し、戦中には陸軍受命刀工として活躍。日本美術刀剣保存協会新作名刀展多数の入選を誇る現代刀工です。
周知の通り陸軍受命刀工は刃味並びに強靭さを認められた刀工が選出されていることから、輝日天も技量高き名工であったことが窺がえます。

本作は指裏に小疵が見られるも、切先延びた豪壮な造り込みに匂口明るく冴えた逆丁子乱れを焼いた秀作。青江に憧憬して鍛えられた一刀で、武用刀としても、また、美術鑑賞刀としても価値ある作品です。

裸身重量803グラム。