AK-69 修心流居合術兵法を体験! | 平成の侍 町井勲オフィシャルブログ『居愛道』Powered by Ameba

AK-69 修心流居合術兵法を体験!

今、HIP-HOP界でその名を轟かせる人気アーティストAK-69さんが、今月5日に東京都内十条で開催されました修心流居合術兵法稽古会にご参加下さいました!!

実は僕、先月25日のアメーバフレッシュ番組『AK-69 極と匠 -KIWAMI and TAKUMI-』で競演させて頂くまで、AK-69さんのことを知りませんでした。


何故なら普段音楽を聴かないからです。

生放送のお仕事が舞い込み、競演するAK-69さんのことを少し勉強した程度だったのですが、それまでHIP-HOPと言うジャンルの音楽を聴いたことが無く、また、ラップと言えば不良が好む音楽と言ったイメージしかなかったのです。

しかし、長男や次男、長女や妻はAK-69さんのことをよく知っており、物凄く良い歌を歌う凄い人だと、AK-69さんとの仕事のことを大変驚いていました。

いつもサングラスをかけていて、なんか怖いイメージ…

でも、お会いしてみると物凄く優しくて、少年のような輝いた瞳をされていて、物腰低く、第一印象で

「あ、この人好きかも」

と思った次第です。


AK-69さんは少年時代、剣道に没頭していた剣道少年と言うこともあり、居合術にも大変興味を示してくださいました。
僕も番組の中で流れた彼の最新シングル『FLYING-B』を聴き、そのリズムの良さ、歌詞の良さに感動しました。



それまでの僕の中でのHIP-HOPのイメージはガラリと変わり、気がつけば僕自身がAK-69さんのファンになっていました。

番組終了後、

「宜しければ僕の居合術、体験に来られませんか?」

とお声がけしたところ、

「是非!」

とのお返事。

社交辞令かもしれないと思いながらも、お誘いした手前、都内での稽古を御案内さしあげたところ、お忙しい時間を縫って、マネージャーの山田さんとお二人で来てくださいました。

ひょっとするとAK-69に会えるかもしれない!
そんな期待から、普段は進んで稽古に参加することもほとんどない、長男と長女が稽古の指導補助として同行。

十条に颯爽と現れたAK-69さんに歓喜する長男と長女、稽古後にサインや写真撮影をねだったのは言うまでもありませんが、それにも快く応えて下さったAK-69さん、本当に優しい方です。

さて、稽古に関してですが、まずは試斬を体験されてみたいとのことで、模擬刀を使って紙斬りの稽古から開始。

剣道で培った振りを存分に活かし、スパスパと紙を斬っていかれます。

続いて試斬台に刺した巻藁を前に、模擬刀を使って刃筋確認稽古。
樋音を聴きながら熱心に素振りをされ、僕の眼から見て『大丈夫!』との判断が出たので、いよいよ畳表試斬!

木村拓哉さんにご指導差し上げたときのように、一太刀一太刀に対し、どのような物理現象が起きているのか? また、身体捌きがどうなっているのかを説きながら袈裟斬りを体験していただきました。

ピュッと高い音を立てて両断される畳表。AK-69さんなら返し技もすぐにできると判断した僕は、次に斬上を指導させていただきました。

数回斬上を稽古し、いよいよ返し技『袖返(そでがえし=下部を切り上げ、上部を落ちてくる前に袈裟斬りにする)』に挑戦!

なんと!!

AK-69さん、僕の指導通り、軸をぶらさぬ見事な振りで切り上げ、初回から返し技『袖返』をきめられました!

斬り終えた瞬間、嬉しさに顔がほころび、声を上げて喜ばれるAK-69さん、本当に子供のような素敵な笑顔でした。
素直に嬉しい感情が出てしまうAK-69さんに、

「凄い! とてもお上手です! でも、すぐに表情に出してしまうと、剣道でも一本が無効になってしまうでしょう? 次は顔に出さず、かっこよくきめましょう!」

と声をおかけしたところ、

「そうなんですよ。昔からすぐに表に出てしまうので、剣道の試合でも一本を取り消されたことがあるんですよねぇ。」

と笑っていらっしゃいました(笑


AK-69さん、本名(苗字)はなんと武士と書いてたけし!

その名に恥じぬ剣捌きでした。

試斬だけが居合術ではないので、体術や剣術も是非次回体験していただきたいですね。


平成の侍とHIP-HOP界のサムライ


長男とAK-69さん


長女とAK-69さん







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