ブラジルでの修心流居合術兵法体験稽古会

只今ブラジル時間の午前4時半です。

昨日はサンパウロ市内において、国際交流基金主催の修心流居合術兵法体験稽古会を行ったわけですが、みなさん熱心に受講されるも、やはり体格任せ、力とスピード頼りを否めませんでした。

酷い人になると、教えたことと全く異なる稽古を始める。

数名で参加された、どこかの武道団体の先生か指導員にその傾向が強く、教わっている立場のはずが、自道場での立場が邪魔をするのか、解った気になって、他の人に講釈しだす。

痛い系の稽古はしていない。あくまで相手の軸を崩すことを主眼とした稽古なのに、関節を決めたり…

そう言った一部の方に関しては、はじめは丁寧に注意指導するも、改善の余地が見られなければ途中から放置。

言って聞かない人には教える気も失せる。

危ないことをするのは勝手だが、互いに怪我をしても、主催側と僕は責任持たないからね。

とだけ伝える。

中には短時間で上手に身体を捌けるようになった人も居ましたが、そういった人たちはとにかく従順。

弟子にとりたいなと思わせる人も居ました。

ブラジルに道場を作って欲しい。ブラジルに移住して欲しい。と言った嬉しい言葉も、参加者の中から聞こえ、とても嬉しく思いました。

体験稽古会が終了するや、門弟である柳原君と椎原さんは、そのまま空港へ直行。

まさにトンボ帰り。

僕は今日の夜、アメリカのシアトルに向けてブラジルを後にする。

数日間のブラジル滞在、良い思い出がたくさんできました。

またブラジルを訪ねたい。

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