昨夜の大阪豊中岡町道場定例稽古 | 平成の侍 町井勲オフィシャルブログ『居愛道』Powered by Ameba

昨夜の大阪豊中岡町道場定例稽古

午前10:30より東京の麹町にあるスタジオにて写真撮影。

結局写真撮影までに細くなるという目標は達成できなかったのですが、とても素敵な写真が沢山撮れました。

撮影に携わってくださった仕事関係者やカメラマンは、刀の振りが速すぎて、残像すら思うように撮影できない。また、正しく刀を扱えば、刀が周囲に同化して、刀がイメージ通りに写らないと驚いておられました。

そこで非常にゆっくりとした動きで刀を振るも、やはり刀身は写らない…

日本の古武術(居合術)や刀というものは本当に凄いものだと改めて実感しました。


さて、ここ数日ずっと収録等で慌しく過ごしている僕は、朝7:30発の飛行機に乗らなければならなかったのに、前日の疲れから、ほんの一時間だけ仮眠のつもりが、妻に起こされるまで目を覚ますこともなく、気付いた時には時間も迫っており、まともに準備を整える間もなく、慌ててシャワーを浴び、着物をまとって空港へ急いだのですが、19時からの豊中岡町道場で使用する道具類一式を載せ忘れてしまいました。

まぁ、なんとかなるか…


東京での撮影を終え、伊丹空港に戻ってくると、背が高いがっしりとした男性が近寄って来られました。

飛行機の中でも仮眠をとっていた僕は、頭がまだスッキリしておらず、その男性が誰なのかすぐにピンとは来なかったのですが…

先日ラジオのお仕事でご一緒させていただいた元プロ野球選手の下柳剛さんでした。

こちらからご挨拶できず、逆にお声がけ頂き恐縮しました。

しばし下柳さんと談話しましたが、ラジオ放送の折に体験して頂いた業に、大変興味をお持ち頂けたようで、川西なら通えない距離ではないし、道場に習いに行きたいと、とても嬉しいお言葉を頂戴いたしました。


さて、空港から稽古場へ向かう。

朝からずっと着物姿の僕。



稽古着や道具一式は忘れてきてしまったため、門弟の木刀を借りての指導となりました。

この日は遠くタイからも僕の居合を学びに来られた方がおられたので、居合形云々よりも、もっと大切な基本の稽古に重点をあてました。


・受け
・流し
・中心捕り
・小手返し
・真向斬り(体術)
・袈裟斬り(体術)

タイからの訪問者も非常に喜んで頂けたようで、素敵なネクタイのお土産まで頂戴しました。


来月2日からはブラジルのサンパウロ、アメリカのシアトルと、二つの国に居合術の披露と体験稽古会開催のために渡航します。

日本国内では人気がない、僕の居合体験稽古会(本当に人が集まらない)ですが、海外では人気が高く、ブラジルからは、参加希望枠が、募集告知するやあっという間に埋まったので、参加人員枠を増やすか、或いは体験稽古会を二回に分けて開催してもらえないかという、これまでにない嬉しい御相談を受けました。

国内よりもやはり海外で広めるべきなのかな…

などと思ったりもしますが、日本という国が好きなので、今のところは移住を考えていません(笑

ブラジルで僕から居合を学びたいと言う人達に出逢うことが今から楽しみです。








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