西條臣俊一作 安政五年二月日 通常短刀の二倍の厚さ! | 平成の侍 町井勲オフィシャルブログ『居愛道』Powered by Ameba

西條臣俊一作 安政五年二月日 通常短刀の二倍の厚さ!


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短刀 133
西條臣俊一作 安政五年二月日
- Saijo shin Toshikazu saku -

矢野俊一、伊予西條藩工、江戸四谷住、初代綱俊門人で、「長運斎」「長寿斎」と号す。

本刀を鑑て、まず一番に度肝を抜かれるのは、その重ねの厚さ。平面に見ると極普通の短刀ですが、上から重ねを見ると尋常ならぬものに驚く。
地鉄は杢目肌がよく練れて詰み、新々刀特有の無地風となり、疵気無く精美。そこに匂口締まった上品な直刃を、小足を交えて焼き上げています。

附属の拵は薩摩式の拵でしょうか。飾り気が無く、頑丈さが窺がえる無骨一辺倒な造りとなっており、さしもの鎧もこの短刀なら胴の上から刺突できるでしょう。附帯する小柄小刀は、後の時代に差し替えられているものと思われ、元々はこの拵に相応しい、素銅地の無骨な物が納まっていたのではないでしょうか。製作された当時の姿を想像し、この拵に合った小柄小刀を探して納めるのも、刀趣味人の楽しみの一つです。
現在納まっています小柄小刀は、赤銅魚子地に笠を容彫にした名品で、製作年代は桃山から江戸初期と古く、古金工の作と鑑られます。

実戦での組討を重視した俊一の珍品。是非この機会にお求め下さい。
※小柄小刀御不要の方は当店にて買取致しますので御相談ください。

裸身重量495グラム。


各種クレジットカード、信販会社による分割購入も承っております。お気軽にお申し付け下さい。








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