日本刀の使命 | 平成の侍 町井勲オフィシャルブログ『居愛道』Powered by Ameba

日本刀の使命

先の記事で、とんでもないことを動画に撮ってアップしている馬鹿野郎を紹介しましたが、件の馬鹿野郎、文化財破壊に対する批判コメントを恐れたのか、コメントや評価をつけられなくしましたね。

矢面に立ち続ける自信がないなら、最初からあんなくだらない動画を撮って公開するなと言いたい。


ネットオークションで我が国の文化財である刀剣が、かくも安価で取引されると、このような馬鹿野郎が現れる…


文化財保護法をもっと厳しくすべきだと思います。

それによって僕の生業である刀剣売買での生計が難しくなるとしても、一振でも多くの刀剣を守れるのなら、僕は一向に構わない。

あの馬鹿野郎のしたことを許すことができない。


1/6000秒で撮影できるハイスピードカメラを据え置いて撮影し、何かしらの研究を行うわけでもなく、ただ単に自己満足のために兼永?在銘の脇指を殺した。

数百年生きてきた脇指の命を奪った。


戦闘用刃物として生まれたものですから、刃毀れをきたし、曲がり、俯き、折れ、姿を消していくことはやむを得ないのですが、果たして作り手は、このようなつまらない実験のために、己が汗水して鍛えた脇指を潰されることを望んでいただろうか?


絶対に違う。


己の作品が消えるにしても、作り手はきっと、その脇指を帯びる者を護るために使われ、消えることを望んだはず。


僕はそう考える。


あの馬鹿野郎の行為は、意味も無く文化財を破壊しただけ。
己の身を護るためでもなんでもない。

作り手である兼永?は、きっとご立腹であることだろう。或いは嘆き悲しんでいるかもしれない。

こう言う馬鹿野郎には二度と刀剣に触れて欲しくない。
他の動画を見ても、危ない感がプンプン臭う。

犬や猫も射抜いているのではないだろうか?

公安はこう言う人物こそマークし、然るべき場所に放り込むべきだろう。






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