職人技

螺旋式金属製の出目釘が附属した小脇指の合口拵。

知識に乏しい人がラジオペンチで挟んで、グリグリやった結果がこうです…（登録審査会場でもやられますけどね…）






柄巻きは皮なのですが、無残な姿になっています。
これを経年の時代を損なわず修復する仕事をさせていただきました。
勿論僕が手がけたのではなく、某職人さんの仕事です。

流石に欠損部分を皮で修復するのはできませんが、漆を盛って違和感なく仕上げて頂きました。





古い物を再生させる…
良い仕事をして下さる職人さんです。

また、この小脇指（長短刀）を購入下さった御客様も、大変刀剣を愛される奇特な方で、件の小脇指もさぞ喜んでいることでしょう。












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