今宵の稽古
今宵の大阪豊中岡町道場稽古
長男と長女が同行。
時間通りに稽古場に到着するも、19時まで会場を使用しているダンス教室が…
ここ、時間通りに撤退したことがない!
次の使用者が扉の前で待っているのをわかっているはずなのに、ちんたらちんたら…
待ちきれず19:05に扉を開けて入って行った訳ですが、
「遅くなってしまってすみません。」
の一言も無い。
人にダンスを教える前に、常識を学んでもらいたいものだ。
何も言わず、黙って当然のように出て行く後姿に、思わず物言いたくなったのですが、ぐっと堪えました。
今後も改善されないようであれば、矯正執行しなければ(ドラマ トクボウ風)
さて、今宵の稽古には体験者が一名。
持参された稽古着姿が板についているので、
「何か武道されていましたか?」
と尋ねたところ、合気道四段、居合道初段、大東流や空手も鍛錬されてきた剛の者と知りました。
とりあえず稽古を体験して頂くべく、鞘付き木刀をお貸しして、前半一時間、共に形稽古をしてもらいました。
後半は居合形を活きたものにするべく、身体捌きの確認及び居合柔術の稽古。
課題は立膝に於ける立ち方と、相手を崩すためにはどのような物理的現象が必要なのか。と言う二点。
約束稽古とは言え、受けを取る側の感受性も必要となる稽古。
僅かな動きの中で、己の軸がどれ程崩されているのかを、瞬時に察知できるよう、集中力が問われます。
受けも取りもどちらもが稽古。
今や最古参となった柳原君、近頃メキメキと成長しており、今宵の稽古でも他人に手本を示すことができるまでになりました。
しっかりとした動きを身につけた門弟が一人いると、指導には大変役立ち、助かります。
今日は珍しく、稽古の内容を文字で書いてみましょう。
立膝に座す者の頭を指で押さえます。
抑えられたままの状態で立膝から立ち上がります。
ただそれだけです。
僕が指導する通りの動きができていれば、頭を抑えていた受けの者は、座していた者が立ち上がった時点で明後日の方向を向いています。
文字だけで稽古風景を想像されてください。
実践と答えは、道場に足げく通う者にしか教えません。
件の体験者が
「先生、受けさせてもらっていいですか?」
と、教えを請います。
あらゆる武道を経験されてきた有段者。これまで、ここまで高い段位をお持ちの方に教授した経験がありません(気心知れた合気道高段者等は別)。僅かな不安もありましたが、いつも通りの所作を行ったところ、立ち上がっただけで軸を崩されたことを実感されました。
面目が立ったと同時に、自分が追い求めてきた居合術に間違いはなかったと再確認でき、僕自身も良い経験ができました。
相手の中心を攻める。
肩を抜く、詰める、と言った所作に関しても、非常に合理的だとお喜び頂けたようで、めでたく体験者の剛の者、稽古後即、入門を希望されました。
数ヶ月ぶりに新しい仲間を迎えることになった修心館大阪豊中岡町道場。
今や刀に特化した居合からかけ離れ、次のステージへと歩んでいる修心流居合術兵法。
数多の方が入門し、消えていきましたが、現在残っている方々は、真の意味での武術マニアと言っても良いでしょう。
僅か小さな動きを大きな力に換える。
相対性を変えない。
刀を抜く、刀で斬ると言う動きは、自ずと体術にもつながることを示唆して教授しています。
居合道ではない居合術、剣の術理に隠された身体操作の摩訶不思議。
求める者には飽きることなく続く修行の道、教える僕も、教わる側も、共に修業。
稽古後は実子達を連れて、いつもの沖縄そば(かじまやーさん)で、美味しい沖縄そばと、海葡萄を堪能して帰ってきました。
居合=刀を使う武道
とのイメージを払拭し、古流居合術ならではの、柔を含む剣捌きを、一人でも多くの門弟に伝え遺したいです。
現在、他流を学びながら修心流を学びたいと言う方からの入門は、生憎とお断りしております。
試斬技術に特化した抜刀術(試斬術)を学びたいと言う方からの入門もお断りしています。
過日、来店されたお客様が、豊中在住でありながら、少し離れた某抜刀道の道場に通われている理由を尋ねさせて頂きました。
「すぐに斬らせてくれるから」
そうお答えになられましたが、修心流ではすぐに巻藁を斬らせません。
確かな身体捌き無くして、真の試斬技術は身につかないからです。
中途半端な技術での試斬は刀を損なうだけです。
愛刀が右に左に、或いはS時に曲がってしまっている方は、きつい物言いになりますが、試斬稽古はまだまだ早い段階です。
巻藁を切れる抜刀道、居合道ではなく、突然鉄パイプを持って襲ってくる暴漢に対応できる居合術を求められる方は、是非、当道場をお訪ねください。
実戦経験豊富なうちの長男に、居合術がなんたるかをお聞き頂ければ、居合道と居合術との違いにお気づきいただけることでしょう。
血の気の多い年頃です。
僕に対し、事実無根の噂を立てる自称長谷川英信流の宗家を、youtubeでその動きを見たとたん、
「お父さんが出るまでも無い。俺が稽古つけてきたる。」
と頼もしい言葉を吐くまでになった長男。
先日も、とある方から、件の人物が好き勝手に僕のこと、修心流の悪口を語っていると情報を頂きました。
争いは好みませんが、度が過ぎる件の人物に、お灸を据えてやろうかと、電話をかけましたところ、留守番電話… 完全に逃げ姿勢です(笑
いずれ愚息が鼻っ柱を折りに行くことでしょう。
勿論、馬鹿は相手にするなと制止はしますが(笑
件の方(実名を挙げないことはせめてもの武士の情けです)尼崎への出稽古や、在住の淡路島へ、うちの愚息が訪ねに行きましたら、どうぞ宜しくお手合わせ下さい。
関西(大阪豊中・兵庫川西)で古流居合術を学ぶなら、『修心流居合術兵法 修心館』
http://www.shushinryu.com
居合刀・武用刀剣から価値ある美術刀剣まで、日本刀・刀剣・古武具に関することなら『美術刀剣 刀心』
http://nihontou.jp
長男と長女が同行。
時間通りに稽古場に到着するも、19時まで会場を使用しているダンス教室が…
ここ、時間通りに撤退したことがない!
次の使用者が扉の前で待っているのをわかっているはずなのに、ちんたらちんたら…
待ちきれず19:05に扉を開けて入って行った訳ですが、
「遅くなってしまってすみません。」
の一言も無い。
人にダンスを教える前に、常識を学んでもらいたいものだ。
何も言わず、黙って当然のように出て行く後姿に、思わず物言いたくなったのですが、ぐっと堪えました。
今後も改善されないようであれば、矯正執行しなければ(ドラマ トクボウ風)
さて、今宵の稽古には体験者が一名。
持参された稽古着姿が板についているので、
「何か武道されていましたか?」
と尋ねたところ、合気道四段、居合道初段、大東流や空手も鍛錬されてきた剛の者と知りました。
とりあえず稽古を体験して頂くべく、鞘付き木刀をお貸しして、前半一時間、共に形稽古をしてもらいました。
後半は居合形を活きたものにするべく、身体捌きの確認及び居合柔術の稽古。
課題は立膝に於ける立ち方と、相手を崩すためにはどのような物理的現象が必要なのか。と言う二点。
約束稽古とは言え、受けを取る側の感受性も必要となる稽古。
僅かな動きの中で、己の軸がどれ程崩されているのかを、瞬時に察知できるよう、集中力が問われます。
受けも取りもどちらもが稽古。
今や最古参となった柳原君、近頃メキメキと成長しており、今宵の稽古でも他人に手本を示すことができるまでになりました。
しっかりとした動きを身につけた門弟が一人いると、指導には大変役立ち、助かります。
今日は珍しく、稽古の内容を文字で書いてみましょう。
立膝に座す者の頭を指で押さえます。
抑えられたままの状態で立膝から立ち上がります。
ただそれだけです。
僕が指導する通りの動きができていれば、頭を抑えていた受けの者は、座していた者が立ち上がった時点で明後日の方向を向いています。
文字だけで稽古風景を想像されてください。
実践と答えは、道場に足げく通う者にしか教えません。
件の体験者が
「先生、受けさせてもらっていいですか?」
と、教えを請います。
あらゆる武道を経験されてきた有段者。これまで、ここまで高い段位をお持ちの方に教授した経験がありません(気心知れた合気道高段者等は別)。僅かな不安もありましたが、いつも通りの所作を行ったところ、立ち上がっただけで軸を崩されたことを実感されました。
面目が立ったと同時に、自分が追い求めてきた居合術に間違いはなかったと再確認でき、僕自身も良い経験ができました。
相手の中心を攻める。
肩を抜く、詰める、と言った所作に関しても、非常に合理的だとお喜び頂けたようで、めでたく体験者の剛の者、稽古後即、入門を希望されました。
数ヶ月ぶりに新しい仲間を迎えることになった修心館大阪豊中岡町道場。
今や刀に特化した居合からかけ離れ、次のステージへと歩んでいる修心流居合術兵法。
数多の方が入門し、消えていきましたが、現在残っている方々は、真の意味での武術マニアと言っても良いでしょう。
僅か小さな動きを大きな力に換える。
相対性を変えない。
刀を抜く、刀で斬ると言う動きは、自ずと体術にもつながることを示唆して教授しています。
居合道ではない居合術、剣の術理に隠された身体操作の摩訶不思議。
求める者には飽きることなく続く修行の道、教える僕も、教わる側も、共に修業。
稽古後は実子達を連れて、いつもの沖縄そば(かじまやーさん)で、美味しい沖縄そばと、海葡萄を堪能して帰ってきました。
居合=刀を使う武道
とのイメージを払拭し、古流居合術ならではの、柔を含む剣捌きを、一人でも多くの門弟に伝え遺したいです。
現在、他流を学びながら修心流を学びたいと言う方からの入門は、生憎とお断りしております。
試斬技術に特化した抜刀術(試斬術)を学びたいと言う方からの入門もお断りしています。
過日、来店されたお客様が、豊中在住でありながら、少し離れた某抜刀道の道場に通われている理由を尋ねさせて頂きました。
「すぐに斬らせてくれるから」
そうお答えになられましたが、修心流ではすぐに巻藁を斬らせません。
確かな身体捌き無くして、真の試斬技術は身につかないからです。
中途半端な技術での試斬は刀を損なうだけです。
愛刀が右に左に、或いはS時に曲がってしまっている方は、きつい物言いになりますが、試斬稽古はまだまだ早い段階です。
巻藁を切れる抜刀道、居合道ではなく、突然鉄パイプを持って襲ってくる暴漢に対応できる居合術を求められる方は、是非、当道場をお訪ねください。
実戦経験豊富なうちの長男に、居合術がなんたるかをお聞き頂ければ、居合道と居合術との違いにお気づきいただけることでしょう。
血の気の多い年頃です。
僕に対し、事実無根の噂を立てる自称長谷川英信流の宗家を、youtubeでその動きを見たとたん、
「お父さんが出るまでも無い。俺が稽古つけてきたる。」
と頼もしい言葉を吐くまでになった長男。
先日も、とある方から、件の人物が好き勝手に僕のこと、修心流の悪口を語っていると情報を頂きました。
争いは好みませんが、度が過ぎる件の人物に、お灸を据えてやろうかと、電話をかけましたところ、留守番電話… 完全に逃げ姿勢です(笑
いずれ愚息が鼻っ柱を折りに行くことでしょう。
勿論、馬鹿は相手にするなと制止はしますが(笑
件の方(実名を挙げないことはせめてもの武士の情けです)尼崎への出稽古や、在住の淡路島へ、うちの愚息が訪ねに行きましたら、どうぞ宜しくお手合わせ下さい。
関西(大阪豊中・兵庫川西)で古流居合術を学ぶなら、『修心流居合術兵法 修心館』
http://www.shushinryu.com
居合刀・武用刀剣から価値ある美術刀剣まで、日本刀・刀剣・古武具に関することなら『美術刀剣 刀心』
http://nihontou.jp