うるさいおっさん | 平成の侍 町井勲オフィシャルブログ『居愛道』Powered by Ameba

うるさいおっさん

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すみません。口うるさいおっさんになります。

先程なにげなくFB(FACEBOOK)のタイムラインに、とある動画が掲載されているのを見かけました。

切り屋の動画です。


あ、切り屋とは、僕の中での差別語です。
武道色褪せた見ていて不快な試斬動画の切り手に対しての僕の中での蔑称です。
また、武術的な斬りではない、自己満足の試斬に対しても、「斬」ではなく「切」の字をあてて蔑称しています。
僕のブログを読まれる方は、この文字使いを覚えておいてください。


さて、件の切り屋動画ですが、抜刀の所作からして全く美しくない。
まぁ、それはよしとしても、僕の癇に障ったのはその姿勢!!

なんかねぇ、見ていて多いのですよ。

畳表(巻藁)を素手で扱い、手を拭くこともなくそのまま刀握る人…


昔の人は、鞘に指紋をつけることすら憚って、袱紗を当てて鞘を掴んだ程です。
汚れた手で柄を握るなんてもっての外!


でもねぇ、本当に多いのですよ。切り屋にはそう言う無作法な奴が。

うちの道場の斬稽古なんて、斬り損じて傾いた畳表を切り手が素手で触れようものなら、僕の檄が飛びますよ。


で、今回僕がこの切り屋動画に一番むかついたのは、切った巻藁を叩きつけるように投げ捨てる姿と、ヘラヘラとした笑い顔です。

斬らせて頂いた、稽古させて頂いた、と言う感謝の念が全くない。

虫唾が走ったので早速そやつをFBの友達から削除しましたよ。


ついでにきついコメントをつけたのですが、何故か反映されない。いや、動画自体が削除されたのかな?

アップしたのは本人ではなく、その知人のようだが、どっちにしても日本の武道・武術を稽古している姿勢とは言えない。

だからかなぁ…

ここの流派の人間、なぁんか好きになれません。
勿論、しっかりとした心ある指導者もおられますよ。
しかし、全体のバランスを見ると、遊び感覚、サムライごっこを楽しんでいる人が多い。

そう言う切り屋が育たないように、指導者はしっかりと技術以外の指導もしなければいけません。

件の動画の切り手が、うちの門弟だったら、こっぴどく叱りつけた上で破門にします。

単なるスポーツじゃないんですから…


スポーツとしてやるなら、刀使わなくても、他の刃物でいいじゃない。


武士の魂と言われる日本刀を扱うのなら、それなりの紳士的行動とりましょう。

それができないならやめろ。













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