今宵の稽古 | 平成の侍 町井勲オフィシャルブログ『居愛道』Powered by Ameba

今宵の稽古

二男と僕、二人とも稽古着(上着)を洗濯に出したまま忘れていたので、着替えることもできず、仕方ないので今宵の稽古は形稽古を一切せず、木刀を使って二人一組での稽古を中心に行いました。


・袈裟を体捌きで受ける。
・袈裟を体捌きで受け、相手の力を貰って返す。
・袈裟を体捌きでかわす。
・袈裟を体捌きでかわしたら、すかさず相手の首元を袈裟に斬る。
・巻き上げ
・巻き落とし
・釣り落とし


ざっとこんな稽古をしたわけですが、いずれも相手の中心を捕ること、軸を崩すことが肝要です。


腰を使うなとすっぱく言っているのに、長女が体捌きではなく、腰の回転で受けかわそうとしたものですから、木刀の先が頬を直撃…

骨折などなかったようで安心しましたが、一つ間違えれば大怪我や当たり所が悪ければ命の危険にもつながります。


涙目になり、稽古を止めたいと言った表情を浮かべた長女ですが、中心軸で動くことと腰の回転で動くことの違いを、身をもって感じ取れたのではないかと思います。

失敗が上達につながることを祈りつつ…












関西(大阪豊中・兵庫川西)で古流居合術を学ぶなら、『修心流居合術兵法 修心館』

居合刀・武用刀剣から価値ある美術刀剣まで、日本刀・刀剣・古武具に関することなら『美術刀剣 刀心』