夏休み最後の家族サービス
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夏休み、いや、夏自体が終わりに近づいていますが、子供達をどこにも連れて行っていなかったので、昨日は南港ATCホールで開催中の
大恐竜帝国
に行ってきました。
子沢山なものですから、入場料だけでも結構な金額が財布から消えていきます…
中は複製の化石が殆どで、ちょっと残念でしたが、首や尻尾が動く恐竜模型に子供達は喜んでいました。
やんちゃな六男を捕まえて、
「お前、言うこときかない悪い子だから、恐竜に食べてもらお!」
と、模型の顔近くに持っていくと、物凄く怖がる様子が面白い。
って、なんて酷い父親だと思わないでくださいね。
そしてぐるりと観覧した後に必ずやってくる、記念品やおもちゃのコーナー…
100均で売っていそうなソフビの恐竜が500円とか800円とか…
欲しい欲しいとねだる子供達に
「似たようなものが100均で売ってるから、そこで買おう。そのほうがたくさん買えるし。」
と、大人の事情で強制移動。
出口の直ぐ左にはカブトムシやクワガタの販売コーナーが…
ここでもまた欲しがる子供達に、
「クワガタやったら近所のペットショップの方が安いから、そっちで買ったろ。」
またもや強制移動。
しかしそのすぐ隣に今度はザリガニ釣りが…
ザリガニ釣りをしたいとだだをこねる子供達に、
「10分しかできへんで? 1匹しかもらえないで? 今我慢したら、お父さんがザリガニ釣り、いつでも家でできるようにザリガニ50匹くらい買ってくるから我慢しぃ。」
交渉成立。
ということで、近々巻藁を水に浸すために常備してあるタフ舟(コンクリート混ぜる時に使う大型の桶)で、ザリガニを50匹程飼うことになりました。
アメリカザリガニより大型のウチダザリガニ(食用)が、北海道の漁業組合で25-30匹で1,500~1,800円程で売られていたのを思い出したので、早速注文しようと思ったのですが、なんと!!
外来種のため、環境保護法?のもと、生態での販売は終了になっていました…
塩茹でされたものなら買えるらしいのですが、それでは釣りはできませんから…
仕方ないのでアメリカザリガニで検索したら、こちらも食用のものが同じくらいの値段で手に入ることがわかったので、近々注文します!
さて、港に来たからには釣りもしたいと、三男以下皆が言うものですから、仕方なく、ATC内の100均にて、釣り針セットとテグスをGET、釣竿は売っていなかったので、園芸用の竿を2本購入し、それで代用。
餌は売っていなかったので…
2個100円の猫用缶詰を試しに釣り開始!
針を投げ入れること2-3分でイワシGET!
猫缶で釣りができるという知識がつきました(笑
しかしながら既に夕方5時を回っていたので、イワシも姿をすぐに消し、収穫はたったの1匹のみ。
本当はあと3匹釣れたのですが、子供達が慌てて引き上げたので、引き揚げる途中で針がはずれて逃げてしまいました。
と、そんなこんなで釣りを楽しんでいると、子供達が流木の上にミドリ亀を発見!
え!? なんで南港にミドリ亀が!?
そういえばさっきの恐竜博のところで亀も売ってたけど、さては、誰かがそれを買って逃がしたか、誤って海に落としてしまったのだろう…
海水では生きていけまい!
かわいそうだから救出してやろう!
家族会議の結果亀の救出作戦開始!!
100均で園芸用の竿を更に二本、それから虫取り網と、テープを購入し、柄の長い網を作り、亀を救出すべく、網を港に突き出すも、亀は素早く逃げていく…
かなりの時間格闘した結果、ようやく救出に成功し、これで亀が死なずに済んだと喜びも束の間…
救出したミドリ亀はペットショップで売られている大きさよりふた周りほど大きく、甲羅には長さ5ミリ程の藻がたくさん生えていて、おまけにフジツボまでついているではありませんか!?
こやつ、南港で生息していたのか!?
皆さん、ミドリ亀は海水でも生きていける?ようです(驚
「どうしよ… 助けたつもりが、南港がこいつの家やったな… 逃がすか…」
ところが、次男が自分の部屋で飼いたいと言うので、町井家の一員になることとなりました。
とりあえずフジツボと藻は気持ち悪いからということで、帰宅後、使用済み歯ブラシで念入りに甲羅を掃除し、綺麗になったミドリ亀は、今、次男の部屋にいます。
三男が釣り上げた小さなイワシは、三枚におろし、油で揚げて家族でいただきました。当然のことながら、少量なので僕の口にはまわってきていません。三男すら知らないうちに家族の誰かが食べてしまった模様…
夏休み最後の思い出は、それなりに楽しいものとなりました。
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