本部道場稽古始め | 平成の侍 町井勲オフィシャルブログ『居愛道』Powered by Ameba

本部道場稽古始め

18時より試斬。

常々ここでも書いているように、度を過ぎたる試斬はもはやスポーツであり、武術の域から逸脱したものと言える。

久々の試斬で長男が返し業の成功確率が落ちたと言うので、ただひたすら基本刀法のみを稽古するように勧めました。

袈裟・斬り上げ・水平

それぞれを左右どちらからでも綺麗にできるようになれば、嫌でも返し業は出来るようになるものです。

返す二刀目ばかりを意識していれば、力んでしまい、結果スポーツ試斬としても、武術としての試斬としても、理に適わぬものとなります。

ふわりと生卵を握るように手の内を定め、自然の理に逆らわぬよう身体を捌けば、刀が勝手に斬ってくれます。


さっと今年最初の斬り初めをした後は、19:30より形稽古。


初伝形の一本目から四本目までをゆっくりと的確な動きを念頭に流し、残る時間全てを基礎稽古にあてました。


メニューは以下の通り


・鞘にかける左手で相手の軸を崩す
・柄にかける右手で相手の軸を崩す
・納刀時の足捌きで相手の軸を崩す
・身体捌きで抜刀しつつ受流す

他にもこれらに準じた替え業等も含め、二人一組で稽古させます。


受けも取りも互いが稽古。

取りはしっかりと相手の軸を崩し、奪うことを主眼とし、受けは軸を崩されたこと、奪われたことを素早く察知できるよう、神経を研ぎ澄ます。


傍から見れば意味不明な動きしかしていない稽古風景。
怪しいパフォーマー集団のようですが、この地味な稽古こそが大切で、習得するのも難しいものです。