今日の稽古 | 平成の侍 町井勲オフィシャルブログ『居愛道』Powered by Ameba

今日の稽古

今日の稽古から、長らく稽古を休んでいた本部道場師範代の鈴木君が復活。

二年近くブランクがある彼だが、やはりセンスが良い。

彼が休んでいたこの二年、僕の居合は進化し、英信流から踏襲した形も、一部改編したわけですが、鈴木君曰く、

「覚えることが多くて暫く大変そう」

とのこと。

鈴木君の居合形は二年前迄の僕の居合そのままであるが故、今の僕の居合と比較するには非常に良い相手である。

様々な先生方の御助力のもと、今日まで進化してきた僕の居合、今後益々磨きをかけて行きたいと思っています。


今日の稽古では、嘉乃ちゃんに袴の着付け指導からスタート。

合気道で袴を着用されているとのことで、一旦普段通りに着つけてもらったが、やはり合気道色が濃く、角帯に袴紐を絡めたり、ウエストで袴を履いていた感が強いため、正式な袴の着付けを、何故そのように着付けしなければならないのかを紐解きながら教授しました。

頭ごなしに覚えてもらっても良いのですが、理由を知ることによって意識の変化を促がすのです。

その後は初伝形十一本を抜かせ、20時には居合教室の稽古終了。その後21時までは二人一組で組太刀、居合柔術の稽古。

居合柔術の今日の課題は「刀を握る手の内と振り下ろし」。
組太刀の課題は『拳取』で、表と裏を。また、剣の「請返」及び「崩倒」でした。


業がかかった時の嬉しそうな門弟の顔、自信に満ちた顔を見ると、居合教授をしていて良かったと、僕も嬉しくなります。