親に敬語

皆さんはご両親とお話される時、敬語を使いますか？


このブログでも度々登場する僕の父は、僕に

「俺に対して敬語を使え。まぁ、使うか使わないかはお前に任せるが。」

と言いました。


親子の間で何を堅苦しいことを言うのだと思っていましたが、そう言えば、時代劇を見ても、武家の子は親に対し敬語で話しますよね。


今の時代では薄れつつある、親への敬意が、この敬語で話すという行動にあるように思います。


敬語を使わせることによって、親も人としての見本になれるよう精進するようになるのかもしれません。


僕の父は大変な苦労をされた御仁です。僕と妹を養うために、必死に努力を惜しまず生きてこられた方です。


実は少し前から、自然と父には敬語で話すようになっていました。


正直自分でも気持ち悪いなと思うことがありますが、父との電話で、


「そうですか。今日はお食事できないんですね。それではまたの機会にお願い致します。」


などと話している自分の姿がそこにありました（笑



僕もいつか、子供達に

『敬語で話される父親』

になりたいと切望するようになりました。



両親とは本当に偉大で、ありがたい存在ですね。


孝行したいときに親はなし…


などと言う言葉もあります。

皆さんもご両親がご健在なうちに、しっかりと親孝行されてください。