当流良き理解者との別れ | 平成の侍 町井勲オフィシャルブログ『居愛道』Powered by Ameba

当流良き理解者との別れ

僕が所属する萩原三丁目の自治会長である小網氏のお別れ会がありました。

川西市萩原の地に転居しから約2年。なにかと大変お世話になった当流の良き理解者でした。

多田源氏発祥の地として宣伝する川西市ですが、残念なことに武道、特に居合に対する理解・尽力は…

市の公共施設である体育館や武道場での、形稽古・斬稽古など、真剣の使用を禁ずるというなかで、小網さんが指揮をとる自治会では、

「古武道の礼法や精神性など、今の子供たちに受け継いでもらいたいものがたくさんある」

と、ありがたいお言葉を頂き、実に積極的にご助力いただきました。

周囲の町内会合同の文化祭や体育祭の折には、

「町井さん、居合の演武やってや! 今の子供たちに素晴らしい武道の精神を見せてやってや!」

低く渋い声でそんな風にいつも当流を応援してくれました。

残念ながら「刀を使うのは危ない」と、実現することはできませんでしたが、小網さんは演武を実現させようと、奔放してくださいました…

今回諸事情から小網会長ご夫妻の転居をやむなくされ、良き理解者が町内会から消えることに、言葉にできない寂しさを感じずにはいられません。

男は生まれた時、両親がなくなった時の三回だけしか涙を見せてはいけないと、幼い頃に教わった私ですが、お恥ずかしながら今日は涙を流さずにはいられませんでした。

今日修心流があるのは、良き理解者である小網ご夫妻のおかげと言っても過言ではありません。

「町井さん、あんたテレビ映りほんまよかったで」

そんな言葉をかけながら、今後の当流の発展にお心遣いいただく小網夫妻に、心からお礼を述べたい。

ほんとうに今までありがとうございました。
今後もご期待を裏切らぬよう精進してまいります。