エルゴトロンLXのOEM@HP PHILIPS 4K40inchディスプレイに取付2 | いさおリンクのインターネット羅針盤

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5本足のキャスターがついたリクライニング出来るオフィス椅子を数年前にヤフオクで購入して使っていましたが、ガスダンパー内部の部分が壊れてガタガタになってしまいました。仕方ないので現在はバランスボールに乗ってこの記事を書いています(・・;)。壊れたのは粗大ゴミに出して近所のニトリに買いに行くか。

さて今日の本題です。

昨日に続き、HPのシングルモニターアーム(エルゴトロンLXのOEM)をPHILIPS 4K40インチディスプレイ DM4065UC/11に取り付けについて書きます。

ちなみに昨日の記事はこちら
エルゴトロンLXのOEM@HP PHILIPS 4K40inchディスプレイに取付1
http://ameblo.jp/isaolink/entry-12033944047.html

今回の取り付けのポイントはズバリ、HPのシングルモニターアーム(エルゴトロンLXのOEM)のVESAマウント 100*100mmと、PHILIPS 4K40インチディスプレイ DM4065UC/11のVESAマウント200*200mmを取り付けるためのアダプターをどうするかです。

今回は自作で進めたのでこのような形になりました。




実はこのアイディア、エルゴトロンMX
http://www.ergotron.com/ProductsDetails/tabid/65/PRDID/56/language/ja-JP/Default.aspx

の取扱説明書にヒントがありました。
http://www.ergotron.com/Portals/0/tp/G/MX/888-45-155-JP.pdf

このPDFにVESAアダプタの構成と言うページ(5ページ目)があって、その中のCにあるようなプレートを用意すれば取り付けできることがわかったのです。


※ちなみに・・・普通に考えたら、100mm-200mmのVESAマウント変換アダプターがあれば問題解決です。例えばAmazon扱いの製品で言えばこのような製品です。情報提供したいただいた やまじさん、ありがとうございます。


サンコー VESA変換プレート200x200 MARMVESA200

今から考えたら、これを買えば何も苦労しなくて済んだはず・・・(^_^;)

まあ愚痴はこれ位にして、自作話を進めます。小平にある島忠ホームセンターで先ほどのプレートに相当する部品があるか探してみたところ・・・

下の画像の左にあるようなプレートを見つけました。こんなに長くなくても良いのですが、ぴったりのものを見つけることが出来ませんでした。



最初にHPのシングルモニターアームのVESAマウントとプレートの取り付けを行います。4mmの低頭ボルト&ロックナットでネジ止めし、間にワッシャー2枚を噛ませます。

ディスプレイに近い方から、ボルト-ワッシャー-プレート-VESAマウント-ワッシャー-ロックナットの順番で締めていきます。この時点で1袋10枚入りのワッシャーを8枚使用。プレート分のワッシャーが4枚必要なのに対して2枚足りません。追加で購入しなくては。

締め終わったら次にディスプレイ本体とプレートを仮止めをして取り付け状況を確認することに。

この時点ではまだこのベースアタッチメントは付けていません。



プレートの仮止めを終えた時点で、ベースアタッチメントを差し込んでイメージを確認。ざっくり動かしてみましたが動作について大きな問題は無さそうです。


プレートの取り付け部分を上から見たところ。プレート+ワッシャーの厚み分に相当するスペーサーが無いとこのようにプレートが”たわんで”しまいます。

たわみを解消するためにゴム製のスペーサーを購入することに。2枚分のワッシャーも探さなくては。

足を伸ばして小平の島忠ホームセンターに行けば色々なサイズで色々な厚さのスペーサーゴムがあるかもしれないけど、もはや行く元気が出ず。近くにあるケイヨーデイツー
で物色して見つけたのがこの水道のパッキン(^_^;)。少々厚みが足りないけど仕方ない。問題が発生したら差し替えることにしてひとまずこれでGo!です。



ところで、HPのシングルモニターアームに同梱されている取り付けネジは、VESAマウントとディスプレイのVESAマウント穴の取り付けは4mmのネジで止まっています。しかも手で締めるだけのトルクしかかかりません。



このネジを利用できたら良かったんですけど、先ほどのプレートの厚さが数mmあってワッシャー2枚の厚みも加えたら、あと10mmほどネジ山が長く(25mm位か)無いとネジが締まりません。

そこで手で締めることが出来てネジ山が長い蝶ボルトをバラで購入して使用することに。長さ25mmのが無かったので20mmのものにしました。 2本取り付けて3本めで問題発生!取り付けようと思って締めてるんだけど何故か締まらない。

よく見てみたら・・・ 島忠ホームセンターで同じ箱から取った筈なのに何故か1本だけ5mm短いじゃないですか。確認しなかった自分が悪いんだから仕方ない。今からまた島忠ホームセンターに買いに行くのはかなり億劫なので違う手を考えます。



ふと思いついて自作パソコンをやっていたときのお宝箱(笑)から、それっぽいネジが無いか探してみたら・・・ コレだ! とりあえずこれでいいや。と言うか、最初からコレで良かったのかも(^_^;)



という訳で、1本だけ普通のプラスネジになってしまいましたが、ひとまずプレート取り付け完了です。

VESAマウントを留めている低頭ボルトがディスプレイ本体を若干押しているような気がするけど仕方ありません。取り付けの際にVESAマウントのピボット部分にクッション材を入れてから取り付けてあるので、それで良しとしましょう。

あとはベースアタッチメントの取り付けを行えば完成です。

ディスプレイがお辞儀しないよう調整中。結構長い時間くるくる回してようやく締め上げ完了。



数日後に再度各部の締め付けを確認することにして作業完了です。



オマケ・・・ HPのシングルモニターアームがエルゴトロンのOEMだという証拠。

最後に今回のアダプター自作にかかった費用

プレート4枚 540円
ステン超低頭ボルト4個 210円
ロックナット4個 205円
ワッシャー 12枚 197円
ステン蝶ボルト4本 500円
ゴムスペーサー4枚 213円
合計 1,865円

上で紹介しているサンコーの変換プレートと変わらない金額になってしまいました。

まあステンじゃなければもっと安く出来たろうし、蝶ボルトにする必要も無かったからもっとコストダウン出来たけど、久しぶりに自作気分を楽しめたから良しとしましょう。どうやって取り付けるか悩んだことで頭の体操も出来たし(笑)。とにかく楽しかったです。

気がつけば3本に増殖してしまったモニターアーム。とても便利で気に入っていますが、さすがにコレ以上ディスプレイがあっても仕方ないので3本目で打ち止めかな。