今日は奥さんのお誕生日祝いで、昨年まで10年ほど住んでいた東長崎のレストランに行ってきました。東長崎の駅を降りるといつもの見慣れた風景で迎えてくれました。レストランは満員と言うこともあって2時間ほどかけてゆっくりとお食事。慌ただしい日常とは違うのんびりさを楽しめたひとときでありました。
さて今日の本題です。
今日は秋葉原にて中古パソコンを買ったのですが、購入時に注意したことなどについて書いてみようと思います。
パソコンが普及し始めた1990年代、いや、それ以前から秋葉原の電気街には中古パソコンを扱うショップがたくさんありました。
有名どころのパソコンショップからも、見るからに怪しげなショップからも中古パソコンを購入したことがありますが、中古パソコンは玉石混交で程度も価格も様々です。自分で目的を考えていかないと目移りばかりしてしまって満足度の低い買い物になってしまうことも。
今回はお客様用の中古デスクトップパソコン購入で利用用途は事務処理のみ。お客様からは価格面も含めてお任せで購入を依頼されました。ちなみに液晶モニター、キーボード、マウスは既存のものを流用するので購入するのはデスクトップパソコン本体だけです。
個人的な目標としては
・価格は一桁万円の前半で抑える
・長く現役でいられる使いやすいパソコン
の限りないバランスの追求です。
幸いなことにここ何年かはハードウェアが勝っている状況なので、比較的低価格でも長く使えるパソコンを選ぶことが出来ます。
※ここでいう長く使える事務処理用パソコンを自分なりに定義すると
・CPUはINTELのCore i3/i5/i7のいずれか
・メモリは4GB以上
・ハードディスクは後々SSDに換装するので160GB以上あればよし
・OSはWindows7HomePremiumかPro、32ビットでも64ビットでもよし
が使って安心のスペックと言えるでしょう。
Microsoft Officeについては、Office2013を他で使っているのだったら、ライセンス上ではもう1台分追加登録してWindows版のパソコンでもMac版のパソコンでも使うことが出来ます。
既にお持ちのパソコンがMicrosoft Office2013を購入済みであれば、ライセンス上もう1台使えます。
なお、デスクトップパソコンの場合、液晶ディスプレイ/キーボード/マウスは既にあるものを流用する&壊れたら交換できるので今回の選択では考慮していません。強いて言えば液晶ディスプレイのサイズは23インチ以上のIPS液晶を推奨します。欲を言えば27インチですね。でかい方が歳を取った時にありがたみを実感すると思います。
この基準を元に秋葉原のあちこちを歩くと、低価格クラスのデスクトップパソコンの分布が何となく見えてきます。
・10,000円以下・・・ 発売当時の低価格パソコンの可能性大。今の時代にあえて買うメリットが思い浮かばないので、特に理由=例えば今使っているパソコンの部品取りにしたい=が無ければ手を出さないほうが無難です。
・20,000円以下・・・ CPUはINTEL Core2Duo、メモリ2GB、ハードディスク80GBなんてのが多い。中には掘り出し物が出回る可能性があるものの、保証期間が短かったりしてあまり期待できない。
・30,000円以下・・・ CPUにCorei3が交じりだす。メモリは2GB、ハードディスクは80~160GB程度が多し。保証期間が1ヶ月程度のものが出回っているので比較的安心して使いはじめることが出来る。
・40,000円以下・・・ CPUはCorei3/i5が多くなる。Windows7の64ビットモデルでメモリ4GB、ハードディスク250GBでこの位の価格になるのが一般的。保証は3ヶ月程度が一般的でしょう。
・40,000円以上・・・ Windowsデスクトップパソコンでここまでお金を出せるのなら新品パソコンを買った方が良さそう。
※上の文章はあくまでも自分の経験上の数値です。
2014年2月の今だったら販売価格で40,000円以下で以下の内容を踏まえたパソコンを買っておけば、Windows10が出ても数年間は充分に戦えるようになると思います。
・CPUはINTELのCore i3/i5/i7のいずれか
・メモリは4GB以上
・ハードディスクは後々SSDに換装するので160GB以上あればよし
・OSはWindows7HomePremiumかPro、32ビットでも64ビットでもよし
・リカバリーDVDが添付されている方が良いこの位の価格帯でもショップによってはずいぶん価格が違っています。小さいお店ほど安いという傾向はありますが、店員さんと話をした時の安心感とか保証期間をチェックすれば買っても良いか判断しやすくなると思います。
この構成でひとまずスタートするのもありですし、もう少し長く使えるようにしたいと思うなら、ハードディスクをSSDに換装するのもアリです。
究極の長持ち低コスト中古デスクトップパソコンを考えると、
・CPUはINTELのCore i3/i5/i7のいずれか
・メモリは4GB以上
・SSDは240GB以上
・OSはWindows7HomePremiumかPro、32ビットでも64ビットでもよし
・リカバリーDVDが添付されている方が良い
というところに落ち着きます。※今回は予算の関係でSSDに換装はしませんでした。それ以外は出来るだけ長く使える事務処理パソコンを目指しました。
これらの構成を合計50,000円程度で構築できれば、まあ合格点をつけられるんじゃないかと思います。
秋葉原のショップに行ってわかることの一つに、中古パソコンの数が多いことが挙げられます。新品のパソコンも当然売っていますが、イマドキのお客様の目当ては安くてガンガン使えるパソコンなのでしょう。裏返せば今の時代は中古パソコンで十分なんだと思います。
昔の情熱的なパソコンライフの盛り上がりはもう難しいと思うけど、書道なんかはまだまだ昔と違った発展が期待できそうです。楽しみながら利益も上げていく、それをイメージしながらねりこんでいこうと思います。