さて今日の本題です。
この所、iCloudやDropboxなどのクラウドサービスのパスワード流失問題が大々的に取り上げられています。情報漏洩の観点からみたらクラウドなんてとんでもない! となってしまうものの、自分のような事業レベルでは利便性やデータのバックアップに最適なサービスなのは間違いありません。情報漏洩はむしろ人的要素(パスワードのメモ紙がパソコンに貼ってある等)の方が危険度が高いです。
そんなクラウドサービスの中でも、自分が最も慣れ親しんでいるDropboxの有料プランがサービス内容をパワーアップして益々使いやすくなってきたので、このたび有料プランを利用することにしました。その内容とは、
・1TBの容量が年間12,000円で利用できる。※分割の場合は月1,200円
です。今までは100GBで月1,000円だったのですから、価格はそのままで容量が10倍になっています。これは使わなくては損と言っても過言ではないでしょう。
※ちなみに無料プランの標準は2GBですが、自分はせっせとお友達を紹介(1人紹介で0.5GB増加、Max16GB)して16GBをクリア、その他のボーナスと合わせて19GBあまりを無料で利用していました。
似たようなサービスはGoogleドライブやOneドライブがありますけど、使い勝手の面でDropboxに太刀打ち出来るレベルまで行っていないように思います。少なくとも今回は選択肢には入りませんでした。
では有料プランへの変更について簡単に紹介しておきます。
Dropboxの’Webサイト管理画面の右上にある自分の名前をクリック、メニューの中にあるアップデートをクリックします。
https://www.dropbox.com/plans
個人用プランのDropboxプロをクリックします。
あっけないくらい簡単にアップグレードできました。これで1TBが自由に使えるようになります。
今まで空き容量がなくて断念していたカメラアップロードも気兼ねせずに使えます。写真だけでなく動画もイケます。
iPhotoのインポートもガンガン行きましょう。
カメラで撮影したデータを全部アップロードするので結構時間かかります。この画像では12分となっていますが、その後どんどん伸びて数時間後の今でもでもまだ終わりません・・・
で、ここから本当に書きたかったことを。
Dropboxにアップロードした動画は、同じアカウントのiPhone、iPad、Macで共有できると同時にダウンロードしてそれぞれに取り込むことが出来ます。
例えばDropboxを開いて該当の動画ファイルを選択、画面左下の四角い共有アイコンをクリック
エクスポートが始まります。終わったら写真アプリを開いて「最後に追加した項目:iOS8の場合」をクリックすれば・・・
と言う事は・・・
iPhone、iPad、その他のデバイスで撮影した(mov形式)動画を自由に組み合わせてiMovieで編集が行えるはず。
例えばこんなイメージでiMovieを使った動画編集が可能です
iPhoneで動画を撮影してアップロード。
→iPadでも動画を撮影する。
→iPadのドロップボックスからiPhoneの動画をダウンロード。
→iPadのiMovieのビデオ素材として、iPad撮影の動画+iPhone撮影の動画を利用できる
iMovieはmov形式しか編集できない(と思う:後で確認が必要)ので、Android端末やビデオカメラで撮影した動画をmov形式に変換したものをダウンロードして取り込めば自在に編集できることになります。
今までのiOSの標準機能では、iPhone - iPad間の動画のやりとりはTheatre経由とかiCloudだと撮影時間によっては取り込めないなどの不満がありましたが、Dropboxだったそういう面倒なことをしなくても直感的にやり取りできます。
最も手軽で想像以上に高機能なiMovieで、他端末で撮った動画の加工編集が出来るとなったらかなり便利です。
これまで書いてきたことは恐らく実現可能と思いますが試してみないとわかりません。ちょっと今日は時間が無いので検証は後日行う予定です。試してみて実際に使えるとなったら、Dropboxに年間12,00円払うだけの価値は十分にあると思います。結果が楽しみです。