追い込もう | イサオ会

追い込もう

イサオ会番外公演
「今どき、メンヘルバージン倶楽部=イメクラ」


改めてご来場いただき、誠にありがとうございました。

作、演出をやらされた第一の被害者兼加害者の白倉裕二です。スプレーで金髪にしようとしたら失敗して、一瞬真っすぐになって浮かれてたら殺陣のあとすぐにもじゃった白倉裕二です。

見に来てくださった方々と、同じ空間でイメクラという作品ができたこと、大切な過去にすることができました。




来年は本当の意味で再スタートラインに立ちそうです。


静かに、そして確実に何かの渦中に入っていってる気がします。


失敗はするかもしれないが、確実に逃げることはやめます。


そう宣言しておこうかな。

逃げの人生で逃げず、真っ向から逃げる。潔いよね。


来年はイサオ会は二本やるつもりです。


一本は第一戒公演となります。出た戒め。


昨今の電子機器などの文明の利器は軽さ薄さ小ささ、コンパクトさを求め、求められます。


音も静かで平穏な。


でもそうするために何人の人間が悲鳴を上げ苦しみもがき悩んで叫んで大きな音をたてながら開発してきたのか。


意外とすんなり浮かんでしまったのか。


合理性なのか。



たぶん僕らは軽さ薄さ小ささを求めながら大きな音をたてて、不合理的なことをしながら、傷を探し続けることをしたいと今は考えています。


変わる可能性大で。


傷というのはもちろん良い傷痕だったり、過去の嫌な傷痕だったり、未来のかもしれない傷痕予定だったりするかもしれませんが、お客様それぞれの人生において隠れていた傷が何かの一言とか動きだったりでフラッシュバックしてもらうことができたら最大の喜びです。当然中には何もひっかからずにスルーしてぼんやり見て帰るお客様もいたりしながら。


僕らも毎回傷付きながら、ボロボロになりながら楽しく、適当に。矛盾。


イサオ会をまた見に来ても良いと思ってくださる方がいらっしゃいましたら、熊倉さんをどんどん煽って、追い込んでやってください。 流されやすい熊倉さんはすぐ動きますので。


という珍しく前向きなイサオ会をお見せしたところで、熊倉さんのカキコミを待ちます。


ではでは。