車窓から撮った朝やけのポーランド郊外。
前日の怒涛の博物館訪問とバスの乗り換えでものすごく疲れていたが1時間くらいのうたた寝くらいしかできなかったような。
日の出も早かったので3時くらいには明るくなっていた記憶があります。
水を飲んで前席にしまったら、後ろの乗客が水が欲しいと自身のペットボトルを指差して声をかけてきた。
余裕があったため、彼のペットボトルに水を注いであげ、旨そうに飲んでいた。
これも日本国内では考えられん行動である。
これが人生最長のバス旅行になり9時過ぎにクラクフ駅に到着した。ベルリンは昼間は25度以上あったが20度を少し下回っており寒かった。
電車ではなかったが輸送されたユダヤ人たちは鮨詰め状態の貨物列車に乗せられていたことを思うと悲惨な旅であったことは容易に想像できる。
それからSIMカードを駅のキオスクで買ったがうまくいかず、近くに携帯ショップがあったので助けを求めた。
店員の方は色々と悪戦苦闘していただいたが開通せず、お礼を言ってその場を去る。
アウシュビッツ行きのバスが1時だったのでそれまで旧市街を散策に行った。
クラクフ旧市街の中央広場のパノラマ。上がブレて黒くなっておりますがご了承ください。
日本でいう京都のような位置付けとガイドブックに記載されております。
聖マリア教会
ベルリン大聖堂と同じく、厳かな雰囲気。
70後半を過ぎてそうなおばあちゃんが物乞いをしておりました。
私にも70過ぎの母がおりとても悲しい気持ちになりました。
こちらも別角度で撮った旧市街中央広場
重いリュックを背負いながら近くの時計台?に上り中央市場とクラクフを一望。そしてヴァヴェル城が見えました。
その他は古いマーケットもちらっと散策して、明日のアウシュビッツから戻ってきてからこちらをゆっくりと観光することを予定してます。
その後、昼ごはんをとりにクラクフ駅に隣接しているショッピングモールのフードコートに行きました。
このnorth fishにしてみました。メニューの番号を伝えたが店員さんとあまりうまくコミュニケーションが取れず
ライスかポテトにするかと聞かれ、ポテトと言ったらなんか言っていたが聞き取れず、OKしたら下記の食事が出てきた。
フライドポテトを想像していたが、固めの蒸じゃがいもがこれでもかと鎮座。
付け合わせの赤い不明なものは大根かなんかの酢漬け?
当然全て食べられる訳なく、勿体無いが残りは破棄。
ライスにしておけばよかった・・・。
時間が早かったので1時間早めのバスにチェンジしてアウシュビッツへ向かった。
1時間強でアウシュビッツの最寄りへ到着。こちらの廃線はWWⅡ当時にユダヤ人に輸送に使われてたと思われる(絶対そうだと思う)。
宿はアウシュビッツ第一強制収容所から徒歩5分もかからないところに予約しており、1万円でかなり広いホテルで快適で
この旅で1番まともな宿であった。
クラクフからアウシュビッツまでは問題なく、スムーズにくることができた。
15時くらいに到着し、16時からのアウシュビッツの入場に向け、気分が高まる一方であった。
それからホテルで休憩中に再度、クラクフ駅で買ったSIMカードをダメもとで入れてみたら開通!!
ここからようやく快適なスマホ旅が始まった。