先日、スポーツニュースのヘッドラインを見ていたら、日本人男子テニスで一時代を築いた錦織選手の引退が報じられていた。
両手打ちバックハンドを武器に一時は4代大会の一つを取るのではないかと期待した名選手である。
全盛期は10年程前で世界ランク4位、4代大会でベスト8に残る事10回、ハイライトは2014年全米オープン準優勝である。
18で彗星の如く表舞台に出て18年、随分長い間日本テニス界を引っ張ってきた彼がラケットを置く。
残念な事は彼に続くプレイヤーが育っていない事と、テニスと言うスポーツの現在の立ち位置だ。
私が20代だった80年代はテニスは結構カジュアルなスポーツだった。
若者の多くは夏はテニス、冬はスキーを嗜んだ。
山中湖や箱根辺りにはテニスコートとペンションが併設された施設も多く、私も元カノと毎年の様に行った。
テニスウェアブランドも一世を風靡し、フィラ、エレッセ、タッキーニ等は当時知らない者はいないと思う。

90年代は女子テニスの伊達公子氏が4代大会で活躍し、テニス界も盛り上がっていた。
ボルグ、マッケンロー、レンドル、ベッカーと各国のスタープレイヤーが凌ぎを削りスポーツニュースでも連日取り上げられていたし、全米やウィンブルドンはNHKで中継されていた。
90年代以降女子は失礼ながらシャラポワ以外認知していない。
学校の部活動などはどうなのだろう?
彼の引退が更に追い打ちをかけないだろうか?と寂しい想いがする。