60を過ぎてから頻繁にドーナツを食べるようになった。(笑)

早朝勤務からの帰り道にミスタードーナツがある。

毎週火曜日はブランチにテイクアウトしている。

お気に入りはフランクパイとオールドファッションだ。


我が街に出来て40年くらい経つかも知れない、40代まで間食もしないし、都内の外回り営業時代も行った事はない。

特にドーナツ好きでもなかった。


それでも一時期通った事もある、何十年前か忘れたが、所ジョージがコマーシャルに出て、スクラッチカードのノベルティでオサムグッズがあった時代だ。

調べたら彼は86年から01年まで15年の長きに渡りイメージキャラクターであった。

私的にミスドと言えば所である。

それと山下達郎が歌っていたイメージソングも記憶に残る。

長らくミスドが打ち出していた60年代アメリカのドーナツショップのイメージと店内で流れていたオールディーズソングにピッタリだった。


しかし、私にはそんな明るいイメージとは真逆の薄暗いミスドに対する記憶が存在する。


いつかは忘れたが80年代にテレビで見たドキュメンタリーで内容はミスドの店長研修だ。

ミスドの運営会社は知る人も多いと思うが清掃用品やクリーニング全般の有名企業であるダスキンだ、この研修が凄まじかった。


今はさすがにしてないだろうが、現在で言えばブラック企業のそれである。

京都の研修所?での数日を追っていたが、ドーナツの生地作りから揚げる工程に細かい規定があり、失敗すると罵声を浴びせられる。

朝のトイレ掃除もあったと思う。

当時流行ったモーレツな地獄の特訓と呼ばれた企業研修さながらの風景で駅の改札前に立ち、道行く人に大声で「おはようございます!」と発声訓練もさせていた。

令和の今では企業DVになりかねない内容だが、当時は結構な会社でこのような研修を実施していた。

甘いドーナツの味とは似つかわしくないグ激辛なイメージが私の中に未だに残る。

現在これを取材され、放送する事はマイナスでしかないが、当時も良いイメージはなかったのでこのドキュメンタリーを放送したメリットが不明だ。

アメリカでなドライな明るさと相対する極めて日本人的な根性や忍耐を求めるウエット感。

オサムグッズとのギャップがあり過ぎた。




スクラッチカードのノベルティを熱心に収集された方もいると思うが、私の家にもスプーンが残り未だ使っている。セットの皿は数年前に割れてしまった。

システム手帳も懐かしい。

ドーナツショップも長く営業すれば街に根づき、地域の人々に思い出を残していく。

今朝の陽気は熱いアメリカンコーヒーが美味しい、それでドーナツを流し込みながらそんな事を考た。



※なにせ古い記憶で疑念が湧いたのでwiki等で調べた。

何でもダスキン創業者の鈴木氏(80年没)は熱心な宗教信者だった様で京都の寺院と関係が深いとの事。

ダスキン社員は今でも働きさんと呼ばれ1日研修が伝統的にある。(内容不明)

このドキュメンタリーはもしかしたら鈴木氏を取材したものだったのだろうか?

驚いたのはミスドとダスキンの提携は71年でマックと変わらない。