今回は、ロッテオリオンズの打者成績を紹介します。
※チーム成績は、バント（外国人は止めたバット）ホームランバッターのリーを除いたデータもご用意しました。
■ロッテ打者チームランキング（リーを除く）
チーム首位打者は高沢。実在の高沢選手は首位打者のタイトルを獲得した好打者でしたが、燃えプロにもその実力が反映されています。上位打線の出塁率があまり高くないため、下位打線の出塁を足掛かりに得点を重ねる図式となりましたが、シーズンを通して残塁が多く感じられました。
■ロッテ打者成績シーズン推移
シーズン序盤は調子が上がらず苦労しましたが、思い切ってスタメンの2番佐藤、6番庄司の起用をあきらめ、控えメンバーをスタメンに抜擢して対応しました。40試合目あたりから打撃成績が向上し、以降安定した成績を収めることができました。
■ロッテチーム打撃成績
■ロッテチーム打撃成績（リーを除く）
以下、打率3割3分以上の打者をピックアップします。
■高沢 秀昭
6番バッターの庄司に代わり、スタメンへ抜擢してハイアベレージの打率・出塁率を記録しました。出塁率が低めの上位打線に代わって打線の起点となり大活躍。リーがホームラン以外の出塁となった場面ではリーを生還させる役割も果たしました
。
■水上 善雄
シーズン序盤は打率2割台後半を推移していましたが、シーズン中盤から調子が上がり、シュアなバッティングで高沢とともに打線を支えました。
■レロン・リー
1球団目の日本ハムパットナム、2球団目の阪急ブーマーよりも打率・本塁打率は下回りましたが、打点率では前述の2名を上回る成績を残しました。
次回は、4球団目の近鉄バファローズの戦績を振り返りたいと思います。