今回は、燃えプロ選手能力検証1球団目の日本ハムについて、打者成績を紹介します。
チーム成績は、バント（外国人は止めたバット）ホームランバッターのパットナムを含めるとチームアベレージが跳ね上がってしまうので、パットナムを除いたデータも用意しました。ご参照ください。
■日本ハム打者チームランキング
投手成績のブログでも触れましたが、1球団目のため戦い方が未熟だったこともあり、打率に対して出塁率があまり高くないのは、三振を恐れるあまり早打ち＆悪球打ちで、四死球による出塁が少なかったためです。
チーム内ではバント（外国人は止めたバット）ホームランバッターのパットナムを除くと、意外や意外!?高代が打率と出塁率部門でチームトップ、僅差で白井一幸が続く構図となりました。
長打率の指標となる私設改良版（四死球を単打と同等のカウント）のSAPでは白井一幸が.604のハイアベレージ。走力が高いので三塁打を量産できたのが要因です。
203安打の最多安打を記録したキャッチャーの田村は、なぜか日本ハムは控えのキャッチャーが不在のラインナップのため、代打を送れない事情によるものです。
■日本ハムチーム打撃成績
■日本ハムチーム打撃成績（パットナムを除く）
打撃部門で好成績を挙げた打率上位3名とパットナムを下記ピックアップします。
■高代慎也
打率・出塁率ともにチームトップ。単打の比率が高く長打率こそチーム4位でしたが、勝負強いバッティングが光りました。
■白井一幸
先述の通り、打率・出塁率ともに僅差で高代の後塵を拝しましたが、足が速く三塁打の数が多く長打率はチームトップを記録しました。シュアなバッティングでチームに大きな貢献をしました。
■岡持和彦
控えメンバーでしたが、代打でコツコツと成績を残し、シーズンを通して安定した成績を残しました。.310台前後で安定していた打率がシーズン後半にヒットを量産して打率が飛躍的に向上して、最終的には.340台に乗せてシーズンを終えました。
◼️パット・パットナム
自分が子供の頃に燃えプロをプレイしていた感覚だと打率9割位かと予想しましたが、結果は8割台に終わりました。出塁率が打率とほぼイーブンなのは、犠牲フライがゼロのため。走塁の操作が未熟だったことが要因です。
次回は、2球団目の阪急ブレーブスを取り上げる予定です。