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令和 6年 8月21日(水)「現存する最古の噴水は(兼六園)」 | |
1877(明治10)年の今日、東京・上野公園で第1回内国(ないこく)勧業博覧会(国内生産物の博覧会)が開催され、会場中央の人工池に日本初の西洋式の噴水が作られました。博覧会の開催日が8月21日で、噴水が落成したのは9月8日でした。西南戦争開戦の中、日本で初めての内国勧業博覧会の開場式が行われました。ちなみに、この博覧会は、日本が参加した4年前の1873(明治6)年のウィーン万国博覧会を参考に、初代内務卿・大久保利通)が推し進めたものでした。閉場は同年の11月30日で、日数は102日、入場者数は約45万人でした。なお、日本で最も古い噴水は石川県金沢市にある兼六園の噴水という情報もあり、これは1861年に加賀藩主・前田斉泰(なりやす)が金沢城内に作らせたものです。ポンプなどの動力は使われておらず、高低差を利用した位置エネルギーのみで動いていいます。その他、長崎県長崎市にある長崎公園の噴水も装飾噴水としては古いとされています。この噴水は1878(明治11)に出版された「長崎諏方御社之図」を基に復元したものです。さらに、噴水の高さ日本一は、山形県西村山郡西川町にある寒河江(さがえ)ダムにより形成された人造湖の月山湖(がっさんこ)において稼働している「月山湖大噴水」で、112mの高さまで噴き上げることができます。季節によって打ち上げる噴水の形が変わり、夜間にはライトアップも行われ幻想的な情景となります。噴水は、古くから広場や庭園、公園などに設置され、人々のオアシスとして親しまれてきました。古代メソポタミアやアッシリアの遺跡から、噴水を設ける水盤や、階段上の噴水跡が発見されています。久野 勲 |
令和 6年 8月22日(木)「処暑来たりなば、秋遠からじ?」 | |
今日「処暑(しょしょ)」は、「二十四節気」の一つで第14番目にあたります。「処暑」の一つ前の節気は「立秋」(8月7日頃)、一つ後の節気は「白露」(9月8日頃)。「処暑」には期間としての意味もあり、この日から、次の節気の「白露」前日までです。西洋占星術では「処暑」が処女宮(しょじょきゅう:おとめ座)の始まりとなります。「暑さが止む」という意味から「処暑」とされています。「処」という漢字は音読みで「しょ」、訓読みで「ところ」などの読み方があり、「その場にとどまる」や「一つの場所に落ち着く」などの意味があります。厳しい暑さが峠を越して、落ち着く頃です。昼間はまだ残暑が厳しい地方もありますが、朝夕には涼しい風が吹き始めます。江戸時代の暦の解説書『こよみ便覧(べんらん)』では「陽気とどまりて、初めて退きやまむとすれば也」と説明しています。この時期は秋の台風が訪れることが多く、この日は雑節の「二百十日」(8月31日頃)や「二百二十日」(9月10日頃)とともに台風が高い確率で襲来する「特異日」とされています。ところで台風と言えば毎年のように、8月も終わりに近づくと「二百十日」に台風が来て休校にならないかなぁと願ったものです。もちろん、済ませておくべき宿題が残っているからです(笑)。晩夏という言葉があります。暦の上では、立秋の何日か前が晩夏となりますが、気象上では、処暑を過ぎた8月23日頃から9月1日頃とされています。しかし異常気象が叫ばれる中、今年は例年になく残暑が厳しいらしく、気象情報では10月頃まで暑さが続くそうです。久野 勲 |
令和 6年 8月23日(金)「まさに油は大切な生活の必需品です」 | |
「油(あぶら)」とは、水に溶けず、水よりも軽い可燃性物質の総称です。動物性・植物性・鉱物性があり、食用・燃料用・産業用など多くの用途があります。「あぶら」の漢字は、一般的に「油」または「脂」と書きます。例外もありますが、常温の時に液体のものは部首が「さんずい」の「油」、常温の時に固体で動物性のものは部首が「にくづき」の「脂」の漢字を使用します。ちなみに、大昔の人々は植物性の油や動物性の脂を使用しており、化石燃料と呼ばれる石油などの鉱物性の油を使用するようになったのは、後の時代になってからです。そのため、大昔の人々にとって身近なあぶらは植物性または動物性のあぶらでした。語源に関係するのは動物性のあぶらの方です。どのようにすれば獣の肉からあぶらが出るか。それは肉を「炙る(あぶる)」ことです。獣の肉を「炙る」と出るものなので、「あぶる」が転じて「あぶら」になったという説があり、これが有力とされています。他にも、あぶらは溢れ出てくるものなので、「溢れ(あふれ)」が転じて「あぶら」になったという説もあります。また、「あぶら」の漢字として「膏」と書く場合もあります。傷薬、軟膏の「膏(こう)」は、「脂」の中でも特に肉のあぶら、脂肪を意味する漢字です。 ところで「油」と言えば「油を売る」に使われる「油」とは、主に女性が髪につけていた「髪油」(かみあぶら)のことだった。昔から日本で髪につける油と言えば、今は大相撲の力士などが髪につける「鬢付け油」(びんつけあぶら)が知られていますが、これはポマードのように固形に近い固く練った油であり、鬢付け油は「固油」(かたあぶら)とも呼ばれます。しかし、江戸時代初期の油は艶出しや髪の保護のため、椿油や胡麻油、菜種油など液状の「水油」(みずあぶら)と呼ばれるものが使われていました。江戸の町では行商人がこの水油を売っていた。行商人はその油を桶(おけ)に入れて持ち運び、柄杓(ひしゃく)で量って客の器に移したとされますが、水油は比較的粘性が高く、雫(しずく)がなかなか途切れず時間がかかりました。そこで油売りは色々と話をして間を持たせていました。「油を売る」はこの油を量り、客の器に移す時の雑談に由来する言葉である。油売りは決して怠けていたわけではありませんが、女性相手に長々と世間話をする様子から、無駄話で時を過ごすことを「油を売る」と言うようになりました。さらに、雑談で怠けているように見える様子から、無駄話で仕事を怠けることの意味でも使われるようになりました。なお「油」と言えば、京都府大山崎町にある離宮八幡宮は「長木(ながき)」という「てこ」を応用した荏胡麻(えごま)の種子から油を搾る道具を発明し、これが企業規模の搾油の始まりとされることから日本の製油発祥の地と言われています。大山崎には嵯峨天皇の離宮があったため離宮八幡宮と呼ばれるようになりました。離宮八幡宮は朝廷より「油祖」の名を賜り、油の専売特許を持ち栄えていきました。諸国の油商人は離宮八幡宮の許状無しには油を扱うことはできませんでした。現在では「油の神様」として親しまれています。久野 勲 |
令和 6年 8月24日(土)「一方で武力による大量虐殺が続く中」 | |
パリオリンピック2024も終わり、パリ2024パラリンピック競技大会は、この8月28日から9月8日までの12日間にわたり、世界で最も優れたパラリンピック選手4400人が一堂に会して開催されます。ところで今日は「ジャパンパラリンピックデー」になっています。公益財団法人・日本障がい者スポーツ協会日本パラリンピック委員会が制定しています。日付は2021(令和3)年8月24日に「東京2020パラリンピック競技大会」が開幕されたことからです。なお、パラリンピックが東京で開催されることを国民の心に深く留めてもらい、パラスポーツやパラアスリートへの関心を高めて、パラリンピック・ムーブメントをレガシーとして発展させることが目的でした。ちなみに、パラリンピックとは、障がいのあるトップアスリートが出場できる世界最高峰の国際競技大会であり、夏季大会と冬季大会があります。国際パラリンピック委員会(IPC)が主催し、大会を通じて共生社会の実現を促進することを目指します。オリンピックが開催される年に、原則としてオリンピックと同じ都市・同じ会場で実施されます。 1960(昭和35)年にイタリアのローマにて開催された第9回ストーク・マンデビル競技大会が、現在では第1回パラリンピックと呼ばれています。その4年後の1964年に第2回夏季パラリンピックが日本の東京で開催されました。その後、1998(平成10)年3月5日~14日に第7回冬季パラリンピックが日本の長野において開催され、日本選手の活躍する姿が国民に感動を与えました。この大会以降、遅れがちだった競技スポーツの分野を促進するため、日本障がい者スポーツ協会の内部組織として、日本パラリンピック委員会が1999(平成11)年8月20日に厚生省の認可を受け、発足しました。大会の象徴であるマーク(パラリンピックシンボル)は、人間の最も大切な3つの構成要素「心(スピリット)・肉体(ボディ)・魂(マインド)」を赤・青・緑の三色で表しています。久野 勲 |
令和 6年 8月25日(日)「竜宮城の使いは、たしかカメでは?」 | |
時折、日本の湾内でも見つかっている「リュウグウノツカイ」は、アカマンボウ目リュウグウノツカイ科に属する深海魚です。細長い銀色の体は平均3~5m、中には10mを超える個体もあり、硬骨魚類のなかでは世界最長とされています。体重も30~50kg程度ありますが、海流に乗ってゆらゆらと立ち泳ぎする姿は非常に優雅です。また、見た目の美しさにも定評があり、薄い青色の線が並んだ銀色の体に、鮮やかな赤色の背びれがたなびくさまは、とても神秘的です。腹びれの先端がボートに使うオールのような形をしていることから、「Oarfish」という英名がつけられています。日本では、幻想的な姿がおとぎ話に出てくる竜宮城をイメージさせることから、「竜宮の使い」という和名で呼ばれています。ただ、和名の由来を示す文献が見つかっていないため、誰が・どんな思いで名付けたのかは明らかになっていません。生息場所は幅広く、世界中の海域において水深200~1000mあたりに分布しており、日本では北海道~九州の太平洋側と、日本海側、沖縄本島近辺などに生息しています。体のサイズに見合わないプランクトンやオキアミなどの小さな生物を主食としていますが、それでも寿命は20年に及ぶともいわれています。 ちなみに、リュウグウノツカイが生息している深海は生きものが少ないため、いつでもエサにありつけるわけではありません。何日もエサを捕食できず、極度の飢餓状態に陥ったリュウグウノツカイは、なんと自分で自分の尾部の一部を切り落としてしまいます。長い体をコンパクトにまとめることでエネルギーを温存し、生き延びるための手段であると考えられています。体を切ったら、かえって弱ってしまうのでは?と思うところですが、リュウグウノツカイは生きていくために必要な臓器が体の中央より前に集中しているので、尾部の一部を切っても生きるのに問題はないのだそうです。なお、ほかの魚に襲われたときや、漁の網にかかりそうになったときも、尾部の一部を切って逃げてしまうことがあります。トカゲのしっぽ切りに似ていますが、しばらくするとしっぽが再生するトカゲとは異なり、リュウグウノツカイは一度尾部の一部を切ると二度と生えてくることはないと言われています。実際、これまで目撃されてきたリュウグウノツカイのなかには、尾部の一部が切られていた個体も多く見られたそうです。久野 勲 |
令和 6年 8月26日(月)「首都・東京を代表する見事な夜景」 | |
1993(平成5)年8月26日、東京で東日本最大のつり橋「レインボーブリッジ」が開通しました。東京都の港区芝浦地区と台場地区を結ぶ。工事の開始は開通6年前の1987(昭和62)年のことでした。「レインボーブリッジ」の名前は「虹の橋」という意味で、一般公募により決められた愛称であり、正式名称は「東京港連絡橋」です。全長798m、幅49m、主塔の高さ126m、水面からの高さ50m。上層が有料の首都高速道路11号台場線、下層が無料の臨港道路・遊歩道とゆりかもめの二層構造になっています。海とともに東京タワーや高層ビル群が一望でき、昼間の眺望や夜景が良好なことから週末のドライブコースとして人気があります。国土交通省の関東地方整備局が2003(平成15)年に選定した「東京湾100選」指定の観光名所となっています。日没後にはライトアップがされますが、レインボーブリッジ開通20周年などの記念日には虹色の特別ライトアップがされることがあります。その他にも、10月1日の「ピンクリボン運動」のピンク色特別ライトアップや11月14日の「世界糖尿病デー」の青色特別ライトアップなどの特別ライトアップが行われることもあります。また、2003(平成15)年に公開された映画『踊る大捜査線 THE MOVIE 2 レインボーブリッジを封鎖せよ!』のように、映画やテレビドラマ、漫画、アニメなどでレインボーブリッジが登場する作品があります。この映画で、織田裕二が演じる主人公の「レインボーブリッジ封鎖できません!」が「事件は会議室ではなく現場で起きているんだ」とともに象徴的とも言える名ゼリフとなっています。久野 勲 |
令和 6年 8月27日(火)「♪ど~こか遠くへ~行き~た~い~」 | |
1969(昭和44)年8月27日、監督・山田洋次、主演・渥美清の映画『男はつらいよ』シリーズの第1作が公開されました。『男はつらいよ』のテレビドラマおよび映画シリーズでは、テキ屋稼業を生業(なりわい)とする「フーテンの寅」こと車寅次郎が、何かの拍子に故郷の葛飾柴又に戻ってきては、何かと大騒動を起こす人情喜劇で、毎回旅先で出会った「マドンナ」に惚れつつも、失恋するか身を引くかして成就しない寅次郎の恋愛模様を、日本各地の美しい風景を背景に描いています。ちなみに「フーテンの寅」が最初に登場したのはテレビドラマで、この時は最終回で寅さんは死亡しました。しかし、あまりの反響の大きさのため映画で復活し、以来26年48作にも及ぶ世界最長の長編シリーズとなりました。最も長いシリーズの映画としてギネスブックにも載っています。映画シリーズ全48作の配給収入は464億3000万円、観客動員数は7957万3000人を記録しています。そして、ビデオソフトは1996(平成8)年7月末までにセル用とレンタル用の合計で85万本が流通しています。 ところで、そもそも、記念すべき第1作では、そんな寅さんが14歳の時に父親と大喧嘩して家出して以来、14年ぶりに柴又に帰還し、おいちゃん(森川信)やおばちゃん(三崎千恵子)、それに腹違いの妹であるさくら(倍賞千恵子)らと再会するシーンから始まります。最終的にはさくらと裏の印刷工場の工員・諏訪博(前田吟)と結婚する場面までが描かれています。もともとは前年(68)年10月から半年間、フジテレビにて放送されていたTVドラマ版がオリジナルでした。こちらの最終回で、ハブ酒で一発当てようとハブを捕獲しに沖縄・奄美大島に渡った寅さんは、現地でハブに噛まれて死んでしまうというショッキングな内容でした。これに対して、テレビ局には苦情の電話が殺到し、これが松竹で映画化される原動力となったそうです。久野 勲 |
令和 6年 8月28日(水)「高齢者に寄りそう、やさしい地域」 | |
「まいどなニュース」によると、車を運転できず遠方へ出かけられない京都市左京区の久多(くた)地域に住む高齢者のために、久多学区社会福祉協議会がスイーツの移動販売車を呼ぶ試みを初めて実施しました。参加した住民は、和洋ともに種類の充実した菓子選びを楽しみました。久多地域は市内最北端の山間部で高齢化が進んでいます。買い物に苦労している住民が総菜や鮮魚などの生鮮食料品を手軽に買えるようにしようと、久多学区社協が左京区社協と話し合いを重ねていて、今回は「手始めにスイーツを」と企画しました。外出する機会をつくることで独り暮らしの人たちが顔を合わせる場作りも狙(ねら)います。6月中旬、社協が依頼した百貨店・阪急うめだ本店(大阪市)の移動販売車が、ようかんやマドレーヌ、カステラなど約50種類の菓子や茶葉を積んで「久多いきいきセンター」の駐車場に到着。地元住民ら約20人が、互いにどんな商品を選んだかを見せ合いながら品定めしていました。大阪の銘菓「岩おこし」を買った辻禮子(みちこ)さん(93)は「懐かしい菓子を買えた。また来てほしい」と笑顔でした。企画に携(たずさ)わった久多学区社協の河原康博会長(76)は「思っていたより盛り上がって良かった。スーパーの代わりになるような移動販売につなげていけたら」と展望を語っていました。久野 勲 |
令和 6年 8月29日(木)「シュワちゃんだったら言いやすい」 | |
今日「ターミネーター<審判の日>」は、映画の製作・配給などを手がける「20世紀フォックス映画」(現「20世紀スタジオ」)が制定しています。映画『ターミネーター2』の作品の中で、1997年8月29日にAIコンピューターである「スカイネット」が自我に目覚め、人類と機械の間で核戦争が起きた日のことを「審判の日」と呼んでいます。ちなみに「ターミネーター」の意味とは「集結させるもの」です。2019年11月8日には映画『ターミネーター:ニューフェイト』が日本で公開されました。監督はティム・ミラーで、1991(平成3)年に公開された『ターミネーター2』の正統な続編です。キャッチコピーは「〈審判の日〉に備えよ」でした。ところで、ターミネーター・シリーズの生みの親であるジェームズ・キャメロンが製作を務めるほか、リンダ・ハミルトンが28年ぶりにサラ・コナー役で復帰します。また、アーノルド・シュワルツェネッガーもターミネーターと呼ばれるアンドロイド(人造人間)のTー800役で再び出演します。この映画ではターミネーターとは別に常人より強い能力を持つ強化人間も登場します。なお、関連する記念日として、ターミネーター・シリーズの第1作『ターミネーター』)が日本で初公開された1985(昭和60)年5月25日に由来して、5月25日は「ターミネーターの日」となっています。 あの見るからに「鋼鉄の男」アーノルド・シュワルツェネッガーは、オーストリア出身で現在77歳で元気だそうです。父親は警察署長。幼いときは病弱で、15歳の時ボディビルを始め、20歳でミスター・ユニヴァースのタイトルを得る。69年に渡米。UCLAで心理学を学び、ウィスコンシン大学で経営学と国際経営学を専攻。ボディビルの世界で活躍を続け、その関係書籍3冊はベストセラーにもなった。アーノルド・シュワルツェネッガーの名で映画に出演したのは76年の「ステイ・ハングリー」からで、82年の「コナン・ザ・グレート」で注目を集めるが、人気が爆発したのは84年、「ターミネーター」の殺人サイボーグ役からだったそうです。久野 勲 |
令和 6年 8月30日(金)「今はただ成り行きに身を任せるのみ」 | |
毎月10のつく日は「キャッシュレスの日」だそうです。東京都中央区銀座に事務局を置き、電子決済の利用により現金を使わないキャッシュレス化の推進を行う一般社団法人・日本キャッシュレス化協会が制定しています。スマートフォン決済・クレジットカード決済などよるキャッシュレス化を推進することが目的だそうです。毎月0(ゼロ)の付く日は10日・20日・30日で、2月が30日がないことから年間で計35日となります。この日にはキャッシュレス化に積極的に取り組む店舗を日本キャッシュレス化協会認定の「キャッシュレス化推進店」として選定・表彰するなど、キャッシュレス化の意義を広く周知しています。ちなみに、キャッシュレス化は現金や財布を持つ必要がなくなり、紛失や盗難などの不安を解消し、支払いにかかる時間を短縮する、ポイントの還元で得をするなど様々なメリットがあると言われています。先進国の多くでキャッシュレス決済比率が40~50%を上回るなど、全世界的にキャッシュレス化が進む中、日本のキャッシュレス決済比率はいまだ20%程度に留まっており、先進国の中でもかなり遅れをとっています。 ところで、私は長年ホームページ公開を続けています。ネット公開するために、当初は無料ホームページ・レンタルサーバーを利用していました。容量的には50MB(メガバイト)~100MBでした。しかし次第に容量が足らなくなって、それらを幾つか合併させて200MBにして使っていました。そして、最終的には現在のFC2有料版(10GB=10000MB)にまでアップしています。さて更新料決済については、これまでは毎年女房が買い物ついでに銀行振り込みをしてくれていました。しかし今年はキャッシュレス決済に変更されたようです。10種以上の決済方法の中から、仕方なく「コンビニ決済(電子マネー決済) 」を選びました。そして、コンビニで更新料金分のプリペイドカードを購入して16桁のプリペイド番号を打ち込んで決済完了となるようです。しかし、何度プリペイド番号を打ち込んでも「決済エラー」です。要するにFC2が決済代行業者を利用しているようです。その代行業者とやらへ問い合わせました。その返信が、アプリカード(GooglePlay)は「セキュリティーマネー |
令和 6年 8月31日(土)「生活習慣の改善が唯一の予防」 | |
今日は「は(8)さ(3)い(1)」(破砕)と読む語呂合わせから「血管内破砕術(IVL)の日」です。狭心症や心筋梗塞などの虚血性心疾患の治療用医療機器を開発・販売する米国法人.の日本法人(ショックウェーブ・メディカル・ジャパン)株式会社が制定しています。虚血性心疾患は心血管にカルシウムなどの石灰が沈着して硬くなることで治療が困難になることが知られており、石灰化した動脈硬化の新しい治療法である「血管内破砕術」の有効性と安全性を多くの医療機関関係者、患者に知ってもらうことが目的です。ちなみに血管内破砕術による治療法は、2022(令和4)年12月に保険適用となった新しい方法である。腎・尿路結石の治療に用いられていた体外衝撃波治療の原理を応用し、血管内から衝撃波を当てて石灰化を破砕することで、その後のステント拡張を安定して行える。患者にとっては身体的負担が少なく、合併症も少ないという特徴があります。従来の冠動脈形成術(PCI)では治療が困難だった患者にも適切な治療が提供され、より多くの人が虚血性心疾患を克服できるようになると期待されています。そもそも血行とは、体内で血が巡ることを言います。血行によって、栄養素や酸素を体中の細胞に届けたり、老廃物を排出したりされるのです。そして血行不良とは、血流が滞り体内でうまく血が巡らなくなることです。血液がドロドロになったり、血管内に老廃物が詰まったりすることでおこります。血行不良になると、体にさまざまな不調が引きおこされます。つまり、血管は、身体全体に網の目のように張り巡らされていますが、加齢に伴い、血管 も傷がつき、血流がつまりやすく病気が起こりやすくなります。血管のつまりによって心疾患、脳血管疾患をはじめ、全身の病気が起こります。 ◦これらの疾患は、生活習慣の乱れを改善することによって予防できるようです。久野 勲 |