えのさんの独り言(妄想) -26ページ目

えのさんの独り言(妄想)

アウトドア、小説、体動かすのが好きなオッサンです。


ちょっと前の話ですが。



ちょいちょい絡みがあるツレと


いつもの場所でいつものように飲んでる時、


何かの話の流れから


エノ 「来月1人で立山に行ってこよーと思ってんだよな~」


イエ 「へ~。何しに行くん?」


エノ 「剱岳を見に行くんだよ」


イエ 「んじゃ、俺も行く」




って事で、先月末に


「剱を見ながらコーヒー飲めれば満足かな」くらいの気持ちで


行ってきました。




当日(前日)はイエに自宅まで来てもらって「ヨロシク~」


時間の余裕もあり様子見がてら、松本経由で南周り


結局、夜中なのに6時間近くかかっちった。






最後らしきコンビニへ


ビール&ちょっとした物を調達


そこでビックリ


「富山のコンビニってリアルに豚足が真空パックで売ってんだ!」


そんな事で眠気も吹っ飛び、無事立山駅前に到着


早々に車の室内を広げ、夜中の宴会&仮眠






翌日(初日)早々に準備をしてるとさっそくポツポツ


「はいはい予報どーりね。」


20キロのリュックを担いで駅までダッシュ


「すでに帰りたい」


と言いつつもチケットを購入


「仕方ねえ~行くか」


何だっけ?トロッコ電車?ケーブルカー?


何でも70度くらいの斜面をガンガン登ってくれちゃうらしい


「お~、たっくましー」 って感心するとこだけど、


このオジサンは違う!


女子に興味津々


見かけるとスグ付いて行っちゃう


「気持ちはわかるけど触っちゃダメだぞ」



その後バスに乗り換え


一瞬意識を失った瞬間に室堂到着


イエ 「結構近かったね」


エノ 「ガッツリ寝てたじゃん」



室堂駅内は日曜日って事もあり下山してきた人で大混雑


俺のイメージは通勤ラッシュの山手線


降りたくもない駅で人の流れに逆らえず


「こんな駅で降りたくねーのに~」 って感じ。


「昔そんな事あったな~」


はっ!


また自分の世界に入ってた。




ここではみんなズブ濡れ&グッタリ


ガッツリ、ヤッてきましたーって感じ。




エノ 「俺らこの中出発すんの?」


イエ 「帰りてんね」


エノ 「ま、午後には上がる予報だから」


外に出ると


イエ 「ガスってるけどあがってんじゃん」


言ってるそばからポツポツザぁー


「数メートルだけで他はなんも見えん。」




どしゃ降りの中


「こんな中歩ってんの俺らだけじゃん」


「どんだけ降るんだよゴゥラ~!」


文句を言いつつ雷鳥沢キャンプ場まで


遊歩道ー階段ー遊歩道ー階段


もーいーよ。ってくらい。




雷鳥沢キャンプ場は床上浸水状態


イエ 「こんな中テント張んの?」


エノ 「すげえね。ってか目的地ここじゃねーし、ヤバかったら山小屋に避難だな」


イエ 「えェ~まだ行くん?」



少し進むと張り紙で


山小屋の宿泊は予約なしではご利用できません。


だって。


エノ、イエ 「・・・」


その後は無言



そこからは約2時間、雪渓や登山道


雪渓は仕方ないとしてもこの登りは無いよなー


永遠と沢登り状態




ここまで4時間近くかかり

やっとの思いで剱御前小舎に着くころには


二人ともグデグデ、ボロボロ、寒くてガタガタ


荷物を外に置いて中で休ませてもらう事に


休憩室には数人が。



そーね。みんな目が死んでるよ


はい。私たちも心が折れてますが何か?





当然そこで火を使うわけにもいかず、


仕方なく、ってか必然?


日清食品のプレミアムカップラーメンのカレー風味をチョイス


支払いを済ませ、お湯が投入。出された時には


おォ~金色に光ってるぜー


3分待って蓋を開けると金粉が散りばめてあり


震えながら一口


イエ 「なっ、なんだこの旨さは」


エノ 「ラーメンの旨さを超えてるよ」


鼻腔をくすぐる香辛料の香り


濃厚でまったりと喉チ○コに絡みつくような味わい


この世に引き戻された様な気分


そん時2人ともイッちゃってる顔してたろな~。






ちょっとだけ元気も出たんで再出発


1時間足らずで剱沢キャンプ場


途中天気も回復してきて



スゲぇ~!



おおー!




イエ 「こんな景色良かったんだ~!」


早々に設営申し込みへ




手続きを済ませ


スタッフに


エノ 「ビールって売ってますか?」


スタッフ 「はい。スグ下の赤い屋根の建物で販売してますよ。」



あースグ下ね。


ここらの感覚だとスグだよねー。




とりあえず設営


強風の中完了



その間にもどんどん雲がきれて




エノ 「とりあえずコーヒーでも飲むか。って、ノぉー」


イエ 「どした?」


エノ 「一番の目的だったコーヒーを忘れた」


超~ガックシ




ひと段落してからビール調達へ



イエ 「俺の人生みたいに奈落の底に落ちていくような下りだ」


エノ 「顔をあげろ!ビールが待ってるぞ」



イエ 「ワタシココイイ。テントカエリタクナイネ」


エノ 「おまえは何人だ! イクぞゴウラー」




テントに帰り


ビール飲みながらマッタリ


エノ 「スゲぇ所に来ちったな。」

イエ 「確かにスゲぇーし来て良かったけど、話がぜんぜん違うし」


えの 「何が?」


イエ 「平らなとこばっかしでピクニックみてーなもんだ。って言ってたじゃん」


エノ 「アハハハ。そんな事言ったっけ?」


エノ 「でも、ホントの事言ったら来なかったろ?」




ちょっと早いけど夕食準備



スパなんぞを作ったり





麻婆豆腐もどきを作ってみたり。


どれも完成写真は無いけど、状況を考えれば上等かな。



で、このオジサンはやはり只者ではなかった。


100gでも荷物は軽くしたいとこなのに



ワイン(大びん)を未開封で持ってきやがった。



その後ちょっと昼寝?夕寝?のつもりが朝までぐっすり。


イエが濡れたシュラフ&寒さと格闘してたなんて知る由もなく


朝までぬくぬく気持ちいい~!




明け方テント内気温は7度


剱岳アタックする方たちは3時位からガサガサワイワイ


気ー付けて!



だんだん日も上がり



どっぴーかーん!





エノ 「そろそろ朝めし食って帰るか。」



で、コレ。


山なのにワカメ尽くし


しかーし、ウマし!




夜露でヌレヌレのテントを乾かしながら撤収


「待ってろよ。また来るぜ!」


初って事でこれ位にしといてやるゼ。


プチ相談した結果、来た道をピストン


気楽に来れる感があるんで三山縦走は次回って事で。






途中何度かリアルさんぽさんに遭遇


レスキュー?ボランティア?わからんけど、


視界に入った瞬間から見えなくなるまで永遠と走ってった。


雪渓だろうが何だろがずっと走ってた


エノ、イエ 「ありえねー」





行きの心折れてた剱御前小舎にくると


イエ 「昨日は天気悪くて正解だったかも?これ見えてたら登りはキツイわ」





こっからは雷鳥沢キャンプ場まで永遠下り


膝が痛いけど、頑張ってる俺イエーイ


やっとここまで来たゼ!


雷鳥沢キャンプ場


エノ 「スキー板持ってくれば良かったじゃん」

イエ 「担いで登ってまで滑りたくない」



イエ 「誰かここにエスカレーター作って」


エノ 「イエ商事で作れよ。みんな1回1000円でものるぜ。」


イエ 「儲かるかな?」


エノ 「無理だろ」







エノ 「よくあんなとこから歩ってこれたよな」








この辺りまで来ると一般の観光客ですっごい賑やか


「シェーシェー、アンニョン、チャオ、ハロー」等々


国際色豊か。


エノ 「平日の月曜日でこんだけ混んでたら週末は来れんな」


イエ 「シェーシェー」



帰りは近くの温泉に寄りオッサン臭さを洗い流し


北陸道へ



間もなくして


エノ 「こっからなら4時間で帰れるからいつもの店予約すっか。」


イエ 「いいね」


即電話


エノ「エノですけど、19時に2人で行くから予約お願いしまーす」



で、店に着いたのが19時2分前


エノ、イエ 「俺らスゲぇ~かも!」