活字マニアのできるまで。 | 活字マニア

活字マニアのできるまで。

近年、若者の活字離れが問題となっているそうですが、
そもそも「活字」とは何なのでしょうか?

goo辞書で引いてみたところ(以下、引用)

[活字]:(1)活版印刷や和文タイプに用いる字型。
    活版用は鉛合金を、タイプ用は亜鉛合金を用いて方形柱状に作り、
    その頂面に文字類を左右逆に浮き彫りにしたもの。
    古くは陶土・木材などを材料としたが、
    1445年頃グーテンベルクが鉛合金の活字を考案し、実用化した。
    大きさを表すのに、日本ではポイントと号数を用いる。
    また、和文・欧文とも種々の書体がある。

とありました。
ちょっとわかりにくいですね…。
それでは、それを用いた本、というのはどんなものなのか。

[活字本]:活字を用いて印刷した書物。活版本。
     写本や木版本と区別する時にいう。

今時はあまり写本や木版本といのは少ないと思いますが。
専ら当てはまるものはこれでしょう。

[活字メディア]:新聞・雑誌・書籍など文字を用いたメディア。

わかりやすいですね。
かなり大雑把なくくりのような気もいたしますが…。

でも、文字を用いたメディアで考えれば今の若者だって、
活字を読んでますよね。

新聞はともかく(?)
雑誌、まったく読んでないっていう人は少ないんじゃないでしょうか。
テキストの多少はこの際、置いておきましょう。
書籍、これだって人によるけれども、
ベストセラーだ映画化だって騒がれている昨今、
読んでいるのが年配の方だけってことはないでしょう。

「若者は活字をキラウ」って臆面もなく言えちゃうような人は
「活字=純文学」って思い込んでいるのではないでしょうか?
文学の定義だって、変わってきているというのに…。

長々と前置きしましたが、
ココ「活字マニア」では、
小説でも漫画でも純文学でもともかく文字さえあればなんでもいいや。
という節操のない私が
これまた節操なく読み漁った本の紹介をしていきたいと思います。

更新は本を読み終わった都度になりますので
不定期になると思いますが、よろしくお付き合いください。