まさか線路沿いにも神社があったとは






志津摩海岸の神社は稲取温泉観光協同組合の管理下にあるが こちらの管理者は以前に訪問したことのある稲取総社 はちまん(八幡)神社である
驚くは解っているだけでも江戸時代から神社は存在したという


まさに知るひとぞ知る立地の神社なのだ



台座に対し違和感を覚えるほどの小さな祠・・・

平成2年の台風により お社が傾き倒壊しかけたと聞く
討議の末 現在の祠が設置された経緯だ

今でも名残が見受けられるが そこには水量のある滝が流れていたという


そして現在がこちら



どうよ撮り鉄←
(´゚ ω゚`)

夏場ということもあり 現在では祠以外は茂みに覆われている



台座から海岸と同等のお社があったことが伺える

昭和36年に伊豆急が開業してから人々は海岸から線路を跨いで参拝に訪れるしかなく 危険を伴う為 じきに伊豆急が線路沿いに舗装路とフェンスを設けたという
当時からこの場所に稲取2号踏切のような踏切道はなく 適当な箇所を跨いで渡っていたようだ

だが スロープらしきは残っていた


上った先は農園地跡のようにも見受けられた
あのスロープ部も舗装される前は神社へ渡る手段の名残と思える



現在では祠のみだが お社があった時代には不動明王の石像が祀られていた

その不動明王の石像は付近の水下集落に祀られているという
