東京都青梅市二俣尾

ここは青梅鉄道公園より西方
青梅線いしがみ前駅付近だ








あれは恐らく土砂対策の洞門であろう


田舎の風景ではあるが 現在では都心でお馴染みの鉄道車両が走行する


当時の青梅線車両は先程の鉄道公園に現存していた



奥多摩へ続く休日の青梅街道は交通量が多い
この辺りで渡った方が良さそうだ



先の「石神前駅」の開業時の頃は「楽々園停留場」という名称であった
付近に楽々園という遊園地や青梅鉄道の経営するホテルもあり いわば景勝地のような場所であった



踏切だ



踏切も路線により個性豊かだ

ノッポさんを思い出してしまった←



奥多摩方面への下り電車が通過する
単線の青梅線は約30分間隔で上下線が行き来するようだ






意外にも踏切の向こう側は舗装されていない
とてもミステリアスな空間だ



先は三方山の青梅丘陵(キュウリョウ)
踏切を境に林道になる




林道はすぐに通行禁止となる

青梅丘陵ハイキングコース

ハイキングコースからは外れるが 周辺には武蔵御嶽神社や吉野梅林がある
戦前のハイキングブームには各所賑わったことだろう








私は撮影で2時間程留まったが 踏切を渡って来たハイカーには数人しか合わなかった
無論 車が進入して来ることはなかった



振り返り 景色を望む
まるで林道が踏切を跨いで続いているかのような錯覚を覚える



私は鉄オタではない←
だが 映える景色と鉄道を撮るのは好きだ



当時の青梅線車両を好むひともいるだろう


現代の色付いた車両を好むひともいるだろう



車両が様変わりし 青梅線に興味を失くしたひともいるかもしれない

ですが 都心でお馴染みの車両がこの風景を走行しているというのも乙ではありませんか

まるで鉄道が森林に佇む踏切を走り抜けるかのような光景・・・

そんな情景を 追い求めては如何でしょうか