田園を見下ろせば
いつにもまして
終わらない夏に傾く

無邪気に駆けた夕立
遠く離れても
なにも変わらないさ

振り向くことはない
振り向くんじゃない

言いそびれた言葉は
さよならなんかじゃない

誰もが背負わされる
傷つきやすい悲しみ

先のことなんて
あの日 知らなかったろう

close friend
安っぽい出逢いだったよ
俺とお前

close friend
だけど それ以上に感じてた
沈まぬ絆を

いつになっても帰らない
信じる心のままに

俺はここで 繰り返し話すんだ


またいつか
何処かで逢うはずさ
隙間ない雨も 軌跡の途中


close friend
安っぽい出逢いだったよ
俺とお前

close friend
だけど それ以上に感じてた
沈まぬ絆を

やがて大きな口をあけ
訪れる心の空(カラ)を

俺はここで 埋めていたいんだ



       [close friend]