『アクティブに動こう!キャンペーン』実施中のヒラウジイサムです。
そういえば、一昨日
お得意さんと食事に行ってきたのです。
最初に会った時は、無愛想な飲んだくれっぽいイメージ(笑)で、苦手だなあと感じたものだけど、
大体こういう印象を持った人とはその後仲良くなる事が多い。
一見、関わりにくい雰囲気なんだけれど、こちらから話しかけているうちに心を開いてくれた時、すごく人懐っこい笑顔で接してくれる。
人情も厚いし、頑なな態度も不器用なだけなのかな…という感じ。
それも、
仕事であり、お得意さんで あるから話すきっかけが持てたわけだし、
もしも、近所に住んでいるくらいの関係だったら、この方々に気づく事も関わる事もできなかったんだよなあ。
それを思うと、“縁”というのはとても不思議なものであり、ありがたく、貴重なものだと思う。
もちろん嫌な思いをする縁もあるけれど、
そんな経験があるから、世の中を生きていく力もつくし、優しい縁の有り難みを感じる事ができるのかもしれない。
今回食事に行った、当初無愛想で飲んだくれっぽいオヤジさんの正体は、
元高校教師で、定年後の現在は論文だとか小説だとかを書きながら英語の勉強をしているという、なんだか自由でカッチョイイ、飲んだくれでナイスなオヤジさんだった(笑)。
瓶ビール2本を軽快に飲み干し、だんだん呂律が回らなくなりながらもシワクチャの優しい笑顔で楽しそうに話すオヤジさんを見ていると、
この時、この瞬間は、
何もせず過ごしてきていたらきっと0だったけれど、あの時、あの瞬間に前に踏み出した事から、『今』に繋がったんだなあと感じた。
思えば、今まであまり自らその辺りに行動的にはなれなくて、いつも誰かに頼っていたり、常に受け身だったりしたけれど、
1つでも、1日でも何かを為す事で、誰かと出会えたり、選択肢が増えたり、はたまた視界がグンと広がったりするもんだと思った。
「いつもアクティブに動く人間になりたい」というのが、なかなか届かぬ長年の目標なんだけど(苦笑)、
面倒だったり、おっかなびっくりだったりで何かと消極的だった。
とりあえず気になったり、やってみようかな?と思った事は、可能な限り挑戦してみようと思う。
気づくのが遅いけど(笑)。
若かった時は、なんだか気持ちやパワーが偏っていた気がする。
(…今もか?)
あれこれこだわりすぎているうちに、何もできないまま年単位で時が過ぎてしまいそうだもんな。
今年もあと少しだ~。