砂漠のド真ん中 | IT'S A WONDERFUL LIFE~素晴しき哉、人生!

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ヒラウジイサム的マイペースな日々をのんびりと綴ります。
音楽、写真、演劇、絵、映画、ゲーム…多趣味人間。大阪在住。

うちの職場のコが、家で過呼吸になり、救急車で運ばれたそうだ。

一日経って、今日はなんとか落ち着いているようで安心した。

そのコは、実家を飛び出して大阪に来てるんだけど、
最近両親に帰るよう言われ続けてるらしく、ここの所ずっと悩んでいるようだった。


過呼吸は、激しい運動の後や、不安なんかの精神的なストレスで誘発される。



過去に一度だけ、なった事がある。


芝居のワークショップで、
『砂漠の真ん中にいる』
という設定で演技した時に、入りすぎた。(笑)

あまりの砂漠の広さと、助けを呼べない恐怖感に襲われた途端、過呼吸になって、手足が痺れて動けなくなった。


ん~…我ながら“妄想”に関しては、エキスパート(笑)。


ただ、演技は入り過ぎても良くないんだよね。

本当は80%くらいが一番いい。

舞台上では20%の余裕と、『3人の自分』が必要ってよく言われる。

演技は、100%を超えると単純に体や精神がもたないっていうのもあるし(笑)、
あとは、生の舞台だから突然何が起こるかわからないんで、いざ何かあった場合に対処しなきゃならないって意味で、20%。

『3人の自分』とは、
演技をしている自分と、
それを少し離れた斜め上辺りから冷静に見つめるもう一人の自分、
そして、客席からトータル的に見ている自分だ。



…ん~…。
…頭じゃわかっちゃいるんだけど…これがなかなか難しいんだ。実際。