昨日、とんでもなくびっくり&涙出たことを
つづります。。

長くなります。





昨日またまた嬉しい再会があり、そびえたつ東京タワーを
見上げながらルンルン気分(死語)で帰宅しました。



そして何気なくテレビをつけました。




NHKの「世界遺産への招待状」です。
ホントにたまたま×100だったんです。



でもこの類の番組は大好きなので、チャンネルを替えることもなく
見ていたんです。


今回はイタリアのベネチア特集で再放送です。



こういう番組って、見ているだけで現地にいる気分になれるし
色々な国が分かって嬉しくなる自分がいます☆☆






ベネチア、一度でいいから(ホントは沢山)行ってみたいなぁなんて
思いつつ見ていたら、、、、、





お城の方から颯爽と馬にまたがりカメラの方に走ってくる方が。。



その方は流暢な日本語で挨拶をしました。。






「こんにちは」



ほえ〜〜、かっこいいのう。。
お城で馬かい!!なんて突っ込み入れつつ。(入れてないよ)

















「私の名前は、ヴィットリオ・ダレ・オーレです」



















僕は声を出して驚き、興奮し、泣きそうになった。









ヴィットリオ・ダレ・オーレさん。。。










ニックネームはヴィット。








僕の恩人であり良き理解者でした。










ヴィットさんは、僕が出演させて頂いた
黒澤明監督作品、


『夢』と『八月の狂詩曲』の監督補さんでした。


時には黒澤監督のサポート、時には僕達役者のサポートを
いつもしてくれていた方でした。





黒澤監督作品が大好きで、いきなり来日しアポなしで監督に懇願し
スタッフという名の最高な仲間入りを果たした方です。








そんなヴィットさんが僕の目の前にいる!(赤)







監督の御葬儀以来会っても連絡もとっていなかったヴィットさんが
目の前にいる!(赤)









震えたぁ!(赤)












僕が幼少の頃に参加した、
八月の狂詩曲の映画の中で河童に変装するシーンが
あったのですが、そのシーンの撮影中に僕が上手くいかなくて
撮影が中断し、後日持ち越しになったときがありました。。




僕のせいで。


幼心にえらいことをしてしまったと思いました。









宿泊先の秩父の旅館で一人ポツンとホームシックも手伝って
(リアルに)シクシクしている僕に、
後ろから優しく背中をさすってくれていたのがヴィットさんでした。




ジュースを持ってきてくれたのが
吉岡秀隆さん。





今でもハッキリと覚えている。





その時僕は悔しくて優しくされると、逆に甘えられなくて
意固地になってその場から駆け出した。





なんということをしたんだろう(笑)







意固地になって駆け出した石頭な僕は
数十メートル走った時点でお二人に捕まり(笑)






その後は花火しました。。










僕の大切なお兄ちゃん達でした。







甘ったれな僕を優しく、時には本当に厳しく諭して頂いた。




やばい、今もう涙腺が(笑)










頭あがりません。。









永遠に僕の先生であり、兄貴です☆☆








それに答えるためにも両手を空に突き上げ、邁進します!!!






イタリアの空から見ていてくださいね、ヴィットさん!!!!









ん???
そんなの無理だって??





まぁ、そういわずに(笑)