たくさん泣いて ゆっくり歩く | 浜辺からの便り

浜辺からの便り

子育ても終わり、ちょっと一息する暇もなく始まった義母の介護。
10年に及んだ介護生活も2023年12月に終わりました。
実母も同じ年の9月に見送り、ポカンと空いた穴。
自分に残された人生を大切に生きたいと思うようになりました。

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昨年 9月    実母  他界  (享年 89歳)


昨年10月    娘の幼なじみ  他界  (享年 27歳)


昨年 12月   義母 他界  (享年 89歳)



とにかく、不幸の多い年でした。


いづれも、旅立ってまだ半年も経ちません。


… おそらく、どれだけの時間が経っても心の整理はつかず、それらとうまく折り合いをつけることはきっと難しいと思います。



娘の幼馴染は、ほんと目と鼻の先のご近所さん。


小、中学と一緒で部活も一緒。


高校と大学は違えど、ずっ〜と仲良くさせていただいておりました。


県外に住まわれていたと言うことで、引越しの荷造りに行くのでしばらく留守にします、とお母さんがおいでになりました。


普段から、細身の背がすらっとした往年の浅野温子さんを思わせるような方ですが、お嬢様を亡くされてから一段と痩せてしまったように見えました。



かける言葉も見つからず、なんとも切ない気持ちになりますが、


私自身や娘、幼馴染のお母さんに




たくさん泣いて  ゆっくり歩こう


と声をかけてあげたい。


急ぐことはない…


時には、涙が枯れてしまうくらい泣いたらいい


でも、いつまで哀しみを背負ってはいられない


ゆっくりでいい 時には歩いてみよう…