介護 第二章 | 浜辺からの便り

浜辺からの便り

子育ても終わり、ちょっと一息する暇もなく始まった義母の介護。
10年に及んだ介護生活も2023年12月に終わりました。
実母も同じ年の9月に見送り、ポカンと空いた穴。
自分に残された人生を大切に生きたいと思うようになりました。

昨年7月下旬より、入退院を繰り返すようになった義母。


実父のワンオペ介護が気になりつつも、半ば親子断絶?!のような形で実母の介護から遠ざかり、9月に突然の他界。


そして12月の義母の他界。


とにかく慌しく怒涛の如くすぎる日々に、まだ心身が追いついていません。


が、しかし待ってくれない介護の現実。


『介護 第二章』がどうやら始まりそうです。


物心ついた頃から父は出稼ぎに出ており、半ば母子家庭のようだった我が家。

母はとにかく働く人でした。

いつ寝ているの?と言うくらい、働きもの母。

それに反して、出稼ぎ先での父についてのちに知る事になった兄との確執は生涯収まることはないと思います。


もちろん私も思うところがないわけではありませんが、生い先短い人間のそこを責めたところで…と思いのと、“ 介護 “ という仕事に携わるようになったことで兄のような感情から距離をおく術を身につけたとでもいいましょうか…。


そんなこんなで、本日実父の通院に同行し

「いよいよか…汗」と感じた次第です。


兄夫婦はあてにはせず、実母がおそらく「じいちゃんのことは頼んだよ」と言う証のようなものを受け取ったので、私ができる限りのことをしようと決めました。


いろんな意味での茨の道ですが、三者三様。


介護に正解も不正解もない。


と思うのです。