ツインテックモジュールとVPクラッチ
全国のハーレー乗りのオトーサン
ハーレーに乗っていますか?
私は昨年末のステーターコイル焼けによるバッテリー上がりから、約2か月ぶりに復活しました。
(ドチラニシテモフユバハサムイノデホトンドノラナイノデスガ....(^^ゞ)
今回交換した部品は下記の通りです。
焼けてしまったステーターコイル...
コイルが焼けてしまったせいかオイルが汚いですね....
修理としては以上です。(;・∀・)
しかし1999年モデル(製造は1998年)の車体としてはこれから先何が起きるか分からないので予防措置として点火系の部品を交換です。
レギュレーター(ハーレーの弱点、良く故障の話を聞きますね...)
ピックアップセンサー(キャラメルが溶けていたので、そのうち壊れる...)
ツインテックの点火モジュール
ツインテックモジュールはシングルプラグ用なので、今回ツインプラグ仕様からシングルプラグ仕様に変更しています。
シリンダーヘッド真上のプラグは穴ふさぎのために残しています。(プラグコードはもちろん無し)
コイルマウントブラケットはチョークマウントを改造してキレイに塗装して作ってもらいました。
まるで純正品のようにキレイにまとまっています。(*^^*)
交換した新しいレギュレーター
それから最近ギアがニュートラルに入りにくい症状が出ていたので思い切ってVPクラッチをインストールしました。
そのついでにクラッチトラブル原因としてよく上がっているスプリングプレートの廃止とエキストラクラッチプレートの追加。
通常6枚のクラッチディスクをスプリングプレートを廃止する代わりに2枚追加
買った時に付けていたMRCクラッチ(最近で言うところのキジマのライトクラッチ)もノーマルタイプに戻しました。
このMRCクラッチは操作力は軽くて良いのですが、ニュートラルに入りにくくなったので20年も使ったことだし、
VPクラッチと交換することにしました。
写真はスプリングプレートとクラッチディスクとMRCクラッチ
スプリングプレートもクラッチディスクも交換しましたが、破損もなくキレイな状態でした。
チョークノブはコイルをエンジンのセンターブラケットにサイドマウントにしたのでチョークの行き場所がなくなったので、キャブ側に移設しました。
45Dgreeのライトサイドチョークマウントブラケット
Right side チョークマウントステー オフセットタイプ - フォーティーファイブ・ディグリー (ocnk.net)
コイルをサイドマウントに移設したのでクロームのロッカーカバーが目立つようになりました。(*^^*)
このS&Sのロッカーカバーを取り付けて10年以上経ちますが、ようやくピカピカ面が見えるようになりました!(^^ゞ
(モットハヤクヤッテオケバヨカッタ...)
さてさて、乗ってみるとクラッチは元々ミスミのクラッチレバーとMRCクラッチのおかげで軽かったのですが、VPクラッチも同様に軽いです。
またニュートラルにはスコンスコンと快適に入ります。
今日はバイク屋からの帰り道だけなので街中の低速域だけの感想ですが、次回長距離を乗って回転を上げた時のクラッチ操作も確認してみます。(遠心力の関係で高回転ではクラッチ操作力が少し重くなる??)
ツインテックモジュールによるシングルプラグ化は回転がスムーズになり上質感が上がった気がします。
これまでのツインプラグは回転を上げた時の文字で表現するとバタバタというような荒々しい感じでしたが、シングルプラグはドコドコという感じ??に変わりました。振動が少なくなって鼓動感だけが残ったような感じです。
XL1200Sのツインプラグは他のハーレーとは異なる独特な存在だったのでこれが本来のハーレーの鼓動感なのかも知れません?
今までツインプラグを20年以上乗り続けてきたのでシングルプラグの感覚はとてもスムーズに感じます。
私は他のハーレーにはあまり乗ったことがないのですが、ラバーマウントのビックツインや近年のスポーツスターはエンジンが何処か遠くで回っているような感覚があります。今回のシングルプラグ化はそこまでのマイルド感はありませんが、嫌な振動を抑えて鼓動感だけを残したような感じかな?あまりうまくインプレッションできませんがそのような感じです。
2003年までのリジッドマウントスポーツスターのエンジン振動はダイレクトに伝わってきます。
さらにツインプラグは振動が荒々しいのでXL1200Sは一番疲れやすいスポーツスターだったのかもしれません...
この荒々しさはリジッドスポーツスターの個性であり、私も気に入っていたので少し寂しい気もしますが、もう20年以上もこの振動を楽しんだのでこれからは新しいシングルプラグの鼓動感を楽しもうと思います。
私もこのスポーツスターと一緒に20年過ごしたのでお互いに年寄りになってしまいましたが、
これからは上質感のある鼓動のほうがお互いの身体にやさしく長く付き合えるのかもしれませんね。(*^^*)
今回のステーターコイルの焼けはクラッチのスプリングプレートのリベットが破損して、その欠片がコイルの導線を傷つけたためにショートして焼けたのかと思いましたが、クラッチ周りは異常はなくとてもきれいな状態でした。(機能としては交換する必要はなかった...)
しかし、今後の予防措置としてスプリングプレートを外してクラッチディスクを2枚追加しましたし、VPクラッチも70PS以上対応できるタイプのものなのでさらなるパワーアップも可能です。
(ワタクシノノンビリトシタノリカタニコレイジョウノパワーアップハヒツヨウナイカ...(^^ゞ)
さて、昨年のサスペンションのリニューアルに加えて今年は点火系のリニューアルを終えて益々魅力的になった我がスポーツスターですが、これからも良き相棒として仲良く付き合いたいと思います。(お互い歳を取りましたが....)
乞うご期待
本日の走行距離:134.9km
積算走行距離:40103km
本日の燃費:24.7km/L(参考)