クスクス出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』移動: ナビゲーション, 検索Disambiguation その他の用例についてはクスクス (曖昧さ回避)をご覧ください。ヒヨコマメと野菜のクスクスヒヨコマメと野菜のクスクスクスクスは、硬質小麦の一種であるデュラム小麦の粗挽粉に水を含ませ、調理後の大きさが1mm大の小さな粒になるように丸めてそぼろ状に調整したものである。またその粒を主食とし、肉やスープ類と共に食べる料理を総称してクスクスと呼ぶ場合もある。本稿では粒のクスクスをクスクス粒(セムルとも言うがわかりやすいようにこう書く)、料理としてのクスクスをクスクス料理と表記する。語源はマグリブ・アラブ語の كسكس kuskusuであるが、これはベルベル語のseksu(「良く丸められたもの」という意味)が元になっている。アメリカでは通常パスタの一種として認識されているが、日本を含め他の多くの国では米やコーン、豆などの穀粒と同じように扱われることが多い。飯状に炊いたり蒸したりしたものが肉料理や野菜スープと一緒に供され、これがクスクス料理である。マグリブ地域の主食。 アルジェリアではta`aam طعام、食べ物と呼ばれるほど、常食されている。アルジェリア人留学生によると、アルジェリアを含むアフリカ諸国においては、クスクスとウガリは厳密に区別されるののではなく、現地では同じようなものと扱われており、あえて区別するならトウモロコシ粉によるクスクスをウガリとも呼んでいるとの説明であった。(彼ら曰く日本人こそ「ご飯」と「お米食」を日本では区別していないといわれた)アルジェリア・チュニジアなどの北アフリカもしくはその北側のシチリアを起源と考えているようである。 シチリア島の伝統料理でもあり、フランスや中東の一部でも食べられるようになった。ブラジルには、キャッサバの粉を用いたクスクスがあり、サンパウロ市のものが有名である。日本でも一部にクスクス料理のレストランがあるほか、輸入食材店などでクスクス粒やハリッサを購入することが可能である。目次[非表示] * 1 調理法 * 2 歴史 * 3 クスクス料理 * 4 参考文献
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
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