石鹸薬用石鹸には皮膚の殺菌消毒用のデオドラントソープと肌荒れ防止用のメディカルソープの2種類がある。デオドラントソープには塩化ベンザルコニウムやイソプロピルメチルフェノール、トリクロサン等の殺菌剤成分が含有されている。またメディカルソープには肌荒れを防止する成分が含まれており、アセルイセチアンサン塩等の界面活性剤が洗浄成分として含有される。肌荒れ予防用のクリーム等の共同使用も避けるべきである。[編集] 厚生労働省指針 手洗いマニュアル厚生労働省のホームページに書かれている、手洗いマニュアルより。[編集] 高齢者介護施設の場合手洗い施設には、手洗いに適当な石鹸・爪ブラシ・タオルペーパー、殺菌液等を定期的に補充し、常に使用できる状態にしておくこと。 1. 手を洗う時は、時計や指輪をはずす。 2. 爪は短く切っておく。 3. 手洗いが雑になりやすい部分は、注意して洗う。 4. 使い捨てのペーパータオルを使用する。 5. 水道栓の開閉は、手首・肘などで簡単に出来るものが望ましい。 6. 水道栓は洗った手で止めるのではなく、手を拭いたペーパータオルで止める。 7. 手を完全に乾燥させる事 。[編集] 外食・飲食業者の場合 1. 水で手をぬらし石鹸をつける。 2. 指、腕を洗う。特に指の間、指先をよく洗う。(30秒程度) 3. 石鹸をよく洗い流す。(20秒程度) 4. 0.2%逆性石鹸液又はこれと同等の効果を有するものをつけ、手指をよくこする。(又は1%逆性石鹸液又はこれと同等の効果を有するものに手指を30秒程度つける。) 5. よく水洗いする。 6. タオルペーパー等でふく。[編集] 透析室従事者の場合入念な手洗いを穿刺や創部のガーゼ交換など侵襲的手技の前後に必ず行う、なお、前記手技ごとに新しい滅菌手袋に交換する場合も、できるかぎり手洗いを併用する。患者側の準備(患者教育の徹底)。 1. 流水で手に付着した汚れを洗い流す 2. まず石鹸の表面を流水で洗浄する、表面の汚染を除去した後の石鹸をつけ、手のひらでもむように泡立てる 3. 手を洗う 4. 手を拭く 5. タオルペーパーで丁寧に拭く。[編集] 強迫神経症と手洗い強迫神経症の症状の一つに洗浄強迫というものがある。手の汚れが気になり、何度も洗わねばいられないという症状である。それを繰り返さないと不安がつのるため自分でもおかしいと思いながらもやめられない。治療にはSSRIなどをはじめとする抗うつ薬や、ベンゾジアゼピン系などのマイナートランキライザーを主とした薬物療法と並行して行動療法や認知行動療法などが有効である。[編集] 外部リンク * 大規模食中毒対策 * 透析医療における標準的な透析操作と院内感染予防に関するマニュアル
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
[PR]
探偵学園Q
萌駅
ドミノピザ